Numa Compact 2 / 2x ユーザーマニュアル(ファームウェア:1.2.0版)
Rev.20210114
※Numa Compact 2x の印は、Numa Compact 2xのみに関する機能です。
パネル – ディスプレイとナビゲーション
メインとなるホーム画面は、電源投入時に表示されるもので、3つのエリアに分かれています。上部は、現在のプログラムナンバーと音色名が表示されいて、下側の左右部分にはSOUNDモードのLower/Upperサウンドセクション、MIDIモードにはZone A、Bセクションが表示されます。
フォーカス(ディスプレイ内のカーソル位置)を移動するには、3つのコントロールを使用します。以下を参照ください。
- エンコーダーをクリック:3つのポジション(プログラム、Lower、Upper)を移動します。
- SOUNDまたはMIDIボタンを押すと、フォーカスがトップに移動します。
- LOWERまたはUPPERボタンを押すと、フォーカスがLowerまたはUpperエリアに移動します。
フォーカスが上段のプログラム・エリアにある場合、エンコーダーを回して様々なプログラムを選択することが可能です。フォーカスが下段のLowerまたはUpperエリアにある場合、エンコーダーを回すとフォーカスされているLowerまたはUpperのボリュームをコントロールすることができます。
SOUND / MIDIボタン
SOUNDとMIDIの2つのボタンは、2つが関連しているビューとコントロールを切り替えることができます。
SOUNDボタンを選択して点灯させると、SOUNDモードに入り、サウンド・セクションと関連したすべての選択項目、関連する表示、設定、編集ページ、パラメーター設定をコントロールすることができます。
MIDIボタンを選択して点灯させると、MIDIモードに入り、ディスプレイは、MIDI ZoneのAとBのステータスを表示し、使用可能なすべてのパラメーター、編集機能、値にアクセスすることができます。
[DEMO] ボタン(デモ・ソング)
SOUNDボタンを長押しすると、各サウンドバンク毎に1曲ずつ、合計8曲のデモソングを順番に再生します。サウンドバンクをクリックすると、関連したデモを選択することが可能です。
SPLITボタン(スプリット機能)
スプリット機能のリアルタイム・コントロールで、グローバル・エディット機能(スプリットポイント)とパート・エディット機能(スプリットアサイン)によって、すべての詳細な編集とコントロールが可能です。
このボタンを押すことで、瞬時にスプリットのオン・オフを切り替えることが可能です。
また、SPLITボタンを数秒間長押しすることで、MIXER(ミキサー)ページへ移動します(プログラム・エディットの項目を参照)。
STOREボタン
(ユーザー・プログラムの保存)
本機はプログラムと呼ばれる99個のユーザープログラマブル・メモリがあり、すべてのサウンド、FX1/2コントロール、値、機能、スプリット・ポイントやMIDI Zoneに関連するすべての編集可能なパラメーターをプログラム毎に保存が可能です。
保存ができない機能は、特定のプログラムに関係なく純粋なリアルタイム・コントロールである、Volume、Bass、Treble、及びMasteringノブの状態です。
すべてのプログラムは、グローバル・エディットの項目で説明しているように、USB経由で送受信が可能です。
←「もくじ」に戻る || 次のページ「サウンドバンクとサウンドセクション」へ →