Studiologic初の「鍵盤なしの楽器」
Studiologicより新製品がリリースされました。
その名も、
「Numa Player(ヌマ・プレーヤー)」、4つのパートと4つのサウンドライブラリーを有した、バーチャル・インストゥルメントソフトウェアです。
macOS、WindowsそしてiOSでも使える、クロスプラットフォーム仕様、スタンドアロン版とプラグイン版で提供されるので、幅広い用途で使用できます。
家で使うときはコンピュータ版で楽曲作成などで使用し、ライブなどの外出時にはiOS版と使い分けできます。
メイン画面はこんな感じ。
![](https://dirigent.jp/wp-content/uploads/2022/03/sounds-1024x819.jpg)
パート毎に色分けされていてカラフルな印象です。
SLシリーズのパートのカラーと同じ仕様なので、SLユーザーの方には親しみがある色使いかなと思います。
プログラム
画面上部にはプログラム名が表示され、クリックするとリストが表示されるのでプログラムを選択します。
+をクリックすると空のプログラムが作成されます。
![](https://dirigent.jp/wp-content/uploads/2022/03/numaplayer_intro_program.jpg)
その下には音色、セッティング、エフェクト、マスターエフェクトの表示を切り替えを行うボタンがあります。
画面左側に4つのパートが表示されており、パートのON/OFFをこちらで行うことが出来ます。
OFFの状態はグレーアウトになるので、ぱっと見でどの音が鳴っているのかがわかりやすいですね。
画面右側には選択されている音色のイメージ画像と音色を編集するサウンドコントロールがあります。
音色名が表示されている帯の右端の「>」をクリックするとリストが表示され音色が選択できます。
さらにLibralyをクリックすると各ライブラリーを選択できます。
収録されている音色:合計27音色
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アコースティックピアノ(4音色):
Model D 1983、Model F 2000、The Upright、CP E-Grand
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エレクトリックピアノ(8音色):
EP-MarkI、EP-MarkII、Wurly 200、Wurly 255、FM-EP1、FM-EP2、FM-EP3、FM-EP4
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キーボード(8音色):
Clavinet、Harpsi、Vibes、Marimba、Celesta、Cassotto、MasterFisa、Musette
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ストリングス&パッド(7音色):
StringEnsemble、StringsSection、Cellos、SynthPad1、SynthPad2、VoicePad、SynChoir
画面下部には各パートのキーゾーンが見やすく表示されています。各パート状態がパートカラーで表示されているのが非常にわかりやすいです。
エフェクトも充実
インサーションエフェクトで9種類、マスターエフェクトで3種類のエフェクトが搭載されています。
![](https://dirigent.jp/wp-content/uploads/2022/03/numaplayer_intro_fxmaster.jpg)
とこんな感じでざっと駆け足で紹介してみました。
次回は各機能の詳細に詳しく迫ってみたいと思います。
とにかく「無料」なので、Studiologicユーザーの皆さんもそうでなくても、まずはダウンロードしちゃいましょう。
NUMA PLAYERダウンロードページ(外部リンク・英語)
それではまた。