Numa Compact 2 / 2x ユーザーマニュアル – page 11

Numa Compact 2 / 2x ユーザーマニュアル – page 11

Numa Compact 2 / 2x ユーザーマニュアル(ファームウェア:1.2.0版)

Rev.20210114

Numa Compact 2x の印は、Numa Compact 2xのみに関する機能です。

パート・エディット

いずれかのパートにフォーカスが当たっていて、SOUNDモードになっている(SOUNDボタンが選択されて点灯している)場合に、EDITボタンを押すと、パート・エディット・モードになります。パート・エディット・モードに入ったら、LOWERボタンまたはUPPERボタンを押すか、エンコーダーをクリックして、編集したいパートを選択してください。

パート・エディットには以下のパラメーターが含まれています:

VOLUME
(ボリューム)

エンコーダーをクリックしてフォーカスを移動した後、エンコーダーを回して、選択したパートのボリュームを0 ~ 127の間で設定することができます。

SPLIT ASSIGN
(スプリットの割り当て)

現在のプログラムのスプリット・ポイントを選択した後(プログラム・エディットの「SPLIT POINT(スプリット・ポイント)」の項目を参照)、選択したLOWERまたはUPPERセクション(SOUNDおよびMIDIゾーンのいずれか)が88鍵盤上のどこで演奏されるかを、次のように設定することができます。

  • TO LEFT:パートは、鍵盤の左部分(A0からSPLITノートまで)に割り当てられます
  • TO RIGHT:パートは、鍵盤の右セクション(SPLITノートからC8まで)に割り当てられます
  • TO ALL:パートは、鍵盤上のすべての部分を分割せずにに割り当てられます

この機能を使うと、次のようなさまざまな音楽的な組み合わせが可能になります:

  • 右手(スプリット・ポイントの右)でPIANO、左手でBASSを演奏
  • 右手でにPIANOとSTRINGS、左手はMIDI ZONESで外部機器をコントロール
  • 鍵盤全体にORGAN(TO ALL)、右手だけにCHOIRを重ねる

この機能を使うことで、1箇所のスプリット・ポイントでも、内蔵音源を鳴らすふたつのパート(LOWER + UPPER)と外部MIDI機器をコントローするふたつのゾーン(ZONE A + ZONE B)の状態や組み合わせにより、約100通りもの設定を選択でき、高い表現力を発揮することができます。

TRANSPOSE
(トランスポーズ)

この機能は、楽器全体に影響を与えるグローバル・エディット内のトランスポーズ設定とは異なり、SOUNDセクションやMIDIゾーンごとに独立してトランスポーズ(移調)を設定でき、それぞれのプログラムに異なる値で保存されます。

一方のパートやゾーンをマイナス5半音のように設定し、例えば、TRUMPETをUPPERに、SAXをLOWERに選択し、LOWER(SAX)を5半音下げて、典型的なJAZZサウンドを楽しむこともできます。

OCTAVE
(オクターブ)

この項目では、パートごとに別々のオクターブを設定することができます。

左手で演奏する和音をより響かせたい時に、LOWERパートの音域を1オクターブ上げたり、逆に、右手でテナーサックスを演奏する際に、弾きやすい位置にテナーサックスの特徴的な音域が来るようにUPPERパートの音域を1オクターブ下げたりすることができます。

お好みの設定を試して、使用中のプログラムに保存してください。

FINE TUNING
(チューニング微調整)

このパラメーターは、UPPERとLOWERのサウンドを半音の範囲内で微調整することができます。シンプルな波形(ノコギリ波、スクエア波など)を両セクションにアサインして、わずかにデチューンされた厚みのあるサウンドを作ったり、オーケストラの音色をより豪華に聴かせることもできます。

REV SEND
(リバーブ・センド)

この機能は、リバーブに送られる信号の量をコントロールするもので、LOWERパートとUPPERパートで独立しており、プログラムごとに異なる設定を行うことができます。例えば、鍵盤をスプリットして左にBASSをアサインした場合、左パートのリバーブ量を減らしたり、逆にUPPERパートのリバーブ量をコントロールしたりして、目的の効果を得ることができます。フロントパネルにあるMIXノブを使用して、選択されたリバーブタイプやセンド値に応じて、全体の残響のミックス(ドライ / ウェット)を変更できます。

PEDAL 1 / PEDAL 2
(ペダル1 – ペダル2)

ここでは、各セクション(UPPER/LOWER、またはMIDIボタンがオンの場合はZONE AとZONE B)でペダルを有効にするかどうかを決めることができます。

STICK 1 / STICK 2
(スティック1 – スティック2)

ここでは、各セクション(UPPER/LOWER、またはMIDIボタンがオンの場合はZONE AとZONE B)でスティックを有効にするかどうかを設定できます。尚、グローバル・エディットでFX AUTOSET機能がONに設定されている場合、スティック2は自動的にAUTOに設定されますのでご注意ください。

スティック2の設定を手動で行うには、グローバル・エディットのFX AUTOSETをOFFに設定してから、ON/OFFを選択してください。

A.TOUCH
(アフタータッチ)

このパラメーターは、選択されたパートまたはゾーンのアフタータッチ機能のオン・オフを切り替えます。ほとんどの場合、アフタータッチの機能はスティック2のモジュレーション・コントロールと同様で、設定に応じてサウンドにビブラートなどのモジュレーションを加えます。

通常、アフタータッチは、メインの音楽パートやソロ演奏に使われるUPPERパートでONに設定します。LOWERパートは、スプリットが有効な場合、主に伴奏やベースラインに使用され、アフタータッチは不要なことが多いためです。

参照:

以下のページもご参照ください。

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