連載二回目がやっとやってまいりました新人、マーケティング部のオノデラです。
VJとしても新人である私めですが、僭越ながら今回は現場で大切な”配線”についてみなさんに紹介したいと思います!
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基本機材
まずVJをスタートするにあたって絶対に必要なものは以下3つです!
1. パソコン(or iPadなど)
2. プロジェクター
3. VJソフト
(GrandVJならなお良し)
プロジェクターはライブハウス/クラブに常設されている事が多いので、お金がなくて買えなくても大丈夫です。だけれどもあったらやっぱり楽しい!
最近はかなり低価格でコンパクトなプロジェクターが沢山あります。
ちなみにディリゲントはこんなセットも販売しております。「GrandVJ +プロジェクター」バンドルセット
ケーブル / 接続機器
VJ機材を繋げるのに今後お付き合いするであろうケーブルが今から紹介する各種ケーブルさんたちです!
“メインケーブル”軍団
[S端子] 【HDMI】 [RGB] [VGA] [D端子][D-Sub] etc…
このケーブルのいずれかを使ってパソコンとプロジェクターを繋げます!
高画質で映像を出力したいなら、やっぱり【HDMIケーブル】でしょう。
HDMIは映像と音声とデジタル信号を1本のケーブルで出力できる規格で最新型TVの配線にも使われています。
HDMIではなくてもケーブルの品質次第でキレイな映像を出すこともできます。ケーブルの価格は様々ですが、ちゃんとコストパフォーマンスの良いものを選ぶようにしましょう。また保存状態によって断線してしまったりというトラブルもよくあるので大切に保管してあげよう!
“ケーブル変換”機動隊
上のケーブル群とパソコンの出力端子が合わない!なんて事態もよく発生します。そんな時はこいつらを使います!
Apple Mini DisplayPort − VGA アダプタ
Apple Mini DisplayPort − DVI アダプタ
Apple Mini DisplayPort − HDMI アダプタ etc…
Macユーザーにとって出力用アダプタは必須アイテム!
Macの映像出力は現在”Mini DisplayPort”に統一されており(iPad/iPhoneは最新が”Lightningコネクタ”)その出力端子から出力ケーブルである上記のケーブルに繋げるためにはアダプタが必要なのです。
Windowsは機種によりケーブルに合ったいずれかの出力端子を搭載しているのでそのまま繋げればOK!
また現場にVJが数人いたり、現場のプロジェクターの入力端子にあわせて映像信号を変換しなければならない事態も良く発生します!そんな時はビデオミキサー兼スイッチャーや映像変換コンバーターが必要になってきます。こちらは業務用のお高いものから、家庭用のものまでピンキリであるので、予算にあったものをさがしてみてください。
映像用コンバーター ビデオミキサー
VJ用ビデオミキサーとして有名なものが”Roland”のVシリーズになります。現在の最新版は「V-4EX」というHDMI端子に対応したものが発売されています!
セッティング図
これらのケーブルの知識を踏まえた上で配線図を作ってみると、初めて行く現場でも大丈夫!あわてない!
渋谷周辺のクラブ界隈では[S端子]で映像を出力してください。と言われることが多かったので、S端子出力、VJが2人、加えてビデオカメラを使用する場合を仮定して書いてみたのが下の配線図です。
わー、不器用さがにじみ出ていますね!
(すみません途中で諦めて、手書きになってしまいました。)
適当でいいのでこういった配線図を書いて、ケーブルの種類、数、機材を整理して、現場に臨めば大丈夫!セッティングも素早く、仕込みできる奴と思われる事うけ合いです。
ケーブル配線は苦手〜っという女子もこれで大丈夫!配線図さえあれば!あとは脳内で勝手にキャラづけしてみたりなどして、どれも一緒にみえるケーブルを見分ける工夫をしてみてください!
VGAマン!…完全に蛇足ですね。
それではまた次回!ありがとうございました!!
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