Top > チュートリアル > 【新連載】u-heはユーヘーでもウーヒーでもなく『ユーヒー』と読みますよ!vol.2
u-he連載大バナー

【新連載】u-heはユーヘーでもウーヒーでもなく『ユーヒー』と読みますよ!vol.2

2016年3月末から、まずはシンセラインから取り扱いを開始したu-he製プラグインですが、少し遅れてエフェクトラインの取り扱いも開始しました!

そこで、前回から開始したu-he製プラグイン紹介連載はエフェクト製品を紹介するかと思いきや、前回決めた通りアルファベット順で、Bazilleを紹介します。読み方はベイジル。


 

Bazilleの基本構成はサウンド2ページとプリセット1ページ

Bazilleはこのような見た目のプラグインです。

Bazille GUI

何も考えずにアルファベット順に紹介しようと思ったらまさかのパッチ系シンセ連投になってしまいました。
u-heがモジュラーシンセ専門メーカーだと誤解されてしまいそうですね。

とはいっても、BazilleはACEを発展させたようなシンセなので共通項も多いです。

前回ACEの紹介記事では、バーチャルパッチケーブルを接続して楽しむ系のシンセに不慣れな場合でもまずはサウンドに触れてもらおうということで、プリセットの選択方法などをお伝えしましたが、Bazilleの場合もプリセット選択の方法はACEとほとんど同じです。

ですので、まずはACEのプリセット選択手順の記事をご参照いただいて、Bazilleのプリセットを演奏してどのようなサウンドなのかを体験していただきたいと思います。

さて、それではBazilleの機能を紹介する前に機能を一通りさらりと。

見やすくするために接続されているケーブルを外してみました。

パッチケーブルなし

BazilleのSynthページには4つのオシレータ(OSC)、フィルターセクション、2つのLFO、4つのエンベロープがあります。

他にもラグジェネレータというエンベロープとは別に時間軸を操作する機能やクオンタイザー等のモジュールや、MIDI&MORE、MULTIPLEX、SEQUENCERなどの機能も表示されていますが、これらをバーチャルパッチケーブルで接続して使用するわけですね。

Bazilleのインターフェイスを見るといろんなところにグレイと赤の丸い穴があります。

パッチジャック

それぞれグレイがインプット、赤がアウトプットになっているので、赤い穴からドラッグ&ドロップでグレイの穴にパッチケーブルを接続します。

ドラッグ&ドロップでパッチケーブルを接続

上の画像はオシレータ1の最終的なアウトプットをOUT1に接続していますが、例えばLFOのアウトプットからフィルターのカットオフに接続したならオートワウのようになりますし、エンベロープのアウトプットからオシレータのピッチモジュレーションに接続したならADSRの設定でピッチが変化するサウンドが作れるという具合です。

画面左上、TWEAKS&FXボタンをクリックすると、ポリ/モノなどの設定やボイス数やグライドなどの設定やエフェクト、Mapping Generatorというエンベロープを自由に描画するモジュレータなどがあります。

個人的にBazilleに限らず、新しい音源に慣れるまではプリセットを試してイメージに近いものをエディットするのが近道だと信じていますが、『このサウンドでコードを演奏したいのに…』や『このリードをモノにしたいのだが…』というような場合にはこのページを開くことになりますね。

各機能の詳細については今後順番に解説して行きます。

まずは目を惹くオシロスコープ

画面中央上にはオシロスコープがあります。

オシロスコープ

現在のサウンドの波形をリアルタイムで表示します。
オシロスコープ部分を右クリックしてeco, fast, glow, fire, windの5種類から表示方法を好みに合わせて変更できます。

右のFrequencyでオシロスコープの更新頻度を調整、Scaleで縦方向の表示の大きさを調整します。

左には2つのスイッチ。
ACEは画面再上部のグローバル部分にあったMulticoreスイッチと、HQ(ハイクオリティ)スイッチがあります。
HQはサウンドクオリティを向上させる代わりにCPUの処理能力もより多く必要になるという点に注意が必要です。

オシロスコープ下には2つのアウトプット。
各アウトプットごとにボリュームとパンが調整できます。

それぞれのノブの下をクリックするとプルダウンメニューが開きます。

ボリュームメニューボリュームは4つのエンベロープかGateを選択できるので、例えばEnv1を選択したなら、そのボリュームはエンベロープ1の設定に従って音量が変化することになります。

 

パンメニューパンは更に選択肢が大量です。
モジュレーションホイールやピッチベンドホイールに割り当てたり、ベロシティの値によってパンニングの位置が変化するサウンドなど、様々なコントロールができます。

Bazilleのサウンドは正統派というか、基本的に楽曲の中でちゃんと良い仕事をしてくれるのに、モジュラーシンセらしく自由なサウンドも得意というか…実際に聴いて触って体感してもらいたいと思うので製品ページからデモバージョンをダウンロードして使ってみてください。

モジュラーシンセ系のプラグインを使用したことのない方には特に、サウンドを操ってる感が新鮮で面白いと思いますよ!

各機能の詳細についてはBazelle紹介記事2回目から解説します!

今回はこの辺で。
次回はDivaを紹介予定です。

Bazille

デジタル・モジュラー・シンセシス