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【連載】Sugar Bytes幕の内連載その28

前回ObscuriumのMORPHメニューについての解説を行ないました。
その中でシフトフェーダーの機能紹介は後日後回しと書きましたが、忘れてしまわないうちに今回解説しておこうと思います。

Obscuriumは意外なサウンドやフレーズが飛び出しやすい性質があるソフトウェアですが、シフトフェーダーも良い意味で意図しないサウンドやフレーズを誘発しやすい機能です。


シフトフェーダーで別のパラメータの値に変化させる

Flexible Parametersの右側を見るとFlexible Parameters全体に渡って縦に長いフェーダーが見えます。

Flexible Parameters

これがシフトフェーダーです。

シフトフェーダーが何をするものか?というと、モーションシーケンサー内で設定したコントロールカーブを、別のパラメータのものに変化させるというもので、文章にすると訳が判らないですが、例えばARPの値がシフトフェーダーを上げるに従ってMOD〜PITCH〜CHORD〜というように変化して行って、シフトフェーダーを目一杯上げるとTYPEの値に変化します。

…例え話しで泥沼に陥るパターンですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

シフトフェーダー動作変更

シフトフェーダーを操作した時の値の変わり方は、シフトフェーダー下のスイッチで次の値にパッと切り替わるのか、モーフィング(徐々に切り替わる)させるのかを選択できます。

どちらのモードを使用しているかによってだいぶ効果が変わることが多いので、それぞれ試してみると面白いと思います。

シフトフェーダーはデフォルトではすべてのパラメーターをシフトするので、うっかり触ると音が出なくなってしまう設定になったりもします。

カットオフの値がゼロだと音がでない(聴こえない)ですし、他にも音が聴こえなくなる条件があります。

これを避けるために、Flexible Parametersの各項目の右側の三角ボタンでシフトフェーダーの動作をバイパスできます。

img_sbfun-28_03

この三角ボタンが非表示になっているパラメータは、シフトフェーダーを操作してもコントロールカーブが一切変化しません。

サウンドのみを変化させたい場合やフレーズのみを変化させたい場合など、ケースバイケースで使い分けてみてください。

シフトフェーダーをオートメーションする

シフトフェーダーは性質上グリグリ動かすことが多いのではないかと思います。
その場合、シフトフェーダー上で右クリックしてMIDIコントローラをアサインしてグリグリしてみたり、DAWソフトのオートメーショントラックを使用したりすると思います。

が、前回解説したMORPHメニューを使って制御することもできます。

MORPHメニュー内のシフトフェーダーメニュー

前回は完全にスルーしましたが、右側のノブとアイコンはシフトフェーダーをLFO、ENV、SEQで制御するためのものです。

使用方法は前回のA/Bモーフィングとまったく同じなのでそちらを見てもらうとして、今回はシフトフェーダーの動作が確認できる動画を用意しました。

ご確認ください。

いかがでしょうか。
どのパラメータをシフトさせるかは割と考えて使う必要がありますが、上手く使うと面白い効果が得られるのでいろいろ試してみてください。

プリセットの中にもシフトフェーダーをオートメーションしたものがたくさん含まれるのでアイディアのヒントにしてみてくださいね!

といったところでまた次回。
お楽しみに!!

Obscurium

画期的な発想から新たなサウンドを作り出す!