(2014/04/08)
- 連載もくじ一覧:VideoMapperでもっと身近に!プロジェクションマッピング!!
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連載8回目にVideoMapperでサーフェスを扱う際に便利なショートカットについて解説しました。
今回はその補足というか、合わせて覚えておきたいショートカットについてお送りします。
書き忘れていたわけではないです。断じて違う。
覚えておきたいショートカット
さて、ひとくちにプロジェクションマッピングといっても、
ひとつのサーフェスに対して作り込んだ映像作品を投影する
(ジオメトリックマッピング)
や、この連載でも度々登場する
立方体への複数のサーフェス/複数の映像によるマッピング
(サーフェスマッピング)
など、投射物や趣旨によって事例は様々です。
VideoMapperももちろん両方のマッピングが可能ですが、やはりサーフェスマッピングが容易なところが売りのひとつだということは間違いないです。
サーフェスを複数作成した場合、間違って今設定しているサーフェスとは別のサーフェスをいじってしまうことがあります。
これを防ぐためにVideoMapperではサーフェスタブに表示/非表示の切り替えボタンが用意されています。
▲ 表示/非表示の切り替えボタン
※ このアイコンがただの丸いマークになっている場合はVideoMapperのバージョンが最新ではないと思われますので、アップデートを実行してください。
画像赤枠内の目のアイコンをクリックするたびに開いたり閉じたりします。
判りやすいですね。
このアイコンをクリックすると表示/非表示を切り替えられますし、隣りの鍵のアイコンをクリックすると表示したままサーフェスをロックできますが、サーフェスの数が多くなってくると全部をクリックしていくのは大変です。
そこで、ショートカットの出番です。
● 一括表示/非表示
任意のサーフェスを選択した状態で「cmd+I(winの場合はctrl+I)」を押すことで、選択中のサーフェス以外を一括して非表示に切り替えることができます。
これならサーフェスの数が10、20と多い場合にも簡単ですね!
逆に
非表示にしたサーフェスを一括して表示する場合は「cmd+shift+I(winの場合はctrl+shift+I)」を押します。
もうひとつ伝え忘れていたショートカットを。
あ、忘れていたわけじゃないです。違います。
● グリッドポイントを上下左右任意の方向に移動
サーフェスにグリッド設定を行う時、連載8回目でお伝えした通り追加したポイントを0.1ピクセル、1ピクセル、10ピクセル単位で移動することができます。
グリッドポイントの設定はマウスでもキーボードのカーソルでも行えますが、個人的には大まかにマウスで設定したらカーソルで細かく設定するというのが最も効率的だと思っています。
この時、設定しているグリッドを変更しながら詳細設定を行いますが、tabキーとカーソルを併用するとさらに効率的に作業を進めることができます。
tabを押す度にグリッドポイントを順送りし、tabを押しながらカーソルキーを併用することで上下左右任意の方向に移動することができます。
文章では判りづらいので動画でご確認ください。
いかがでしょうか?
ショートカットを活用して効率的にプロジェクションをマッピングしてくださいね!!
- 前回記事:
使用していないプロジェクターの表示を消す方法