連載21回目で立方体へのマッピングテクニックについてちょこちょこっと触れました。
同じような要領で、
GrandVJ 2 XTの製品ページにあるような立方体を組み合わせたようなものにマッピングする時はどうするの??
というお問い合わせをいただいたので、簡単に解説してみたいと思います。
とはいえ、パッと見は複雑なように見えますけども、要は立方体の組み合わせでしかないので、連載21回目の手順と同じなんですよね。
なので、立方体へのマッピングが3つあると考えてください。
すると、立方体1つにつき3面のサーフェスが3つで9つということになりますね。
9つのサーフェスを各面にマッピングします。
連載21回目で説明した通り、コンテンツを作る際は展開図で考えるのが手っ取り早いので、今回も展開図を元にVideoMapper / Sourcesで読み込む画像を作成します。
模型で見てみるとこう。
これを組み立てるとこうなるでしょう??
VideoMapperではシンプルな立方体へのマッピングの時と同じように、各面の出力先設定を行います。
数が多いので少しややこしいですが、やることは同じです。
ここまでできたらマッピングは完了です。
簡単なコンテンツを作ってみました。
ディリゲントマーケチング部の覆面レスラー、タラ:マタカキさんのプロモーション映像です。
元のコンテンツはFlashで作ってみましたけども、9つの面を考えてこんな風になっています。
コンテンツが見れない人はAdobe Flash Playerをインストールしてください。
とても複雑なことをしているようでいて、VideoMapperなら簡単にできてしますので試してみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
また次回!!
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