(2014/03/05)
▲ 2014年3月1日開催
Dirigent Night Beyond Vol.2
2014.3.1(土)ディリゲント取り扱い製品ユーザー応援パーリナイ正式第2弾、 Dirigent Night Beyond Vol.2を開催しました。
この企画は元々Reloop製品を購入してくれたユーザーさんに、お家や仲間内だけじゃなく、クラブでプレイする機会や切っ掛けを作ったり、ユーザー同士の交流の場ができたら良いな、というところから始まって、そうこうしているうちにSerato DJの取り扱いも開始したので、出演が可能なユーザーが増えたという経緯があります。
そして!
正式に2回(流れや問題の洗い出しのテストのために実施した0回目も合わせると3回)の出演者募集のうち、1人も応募のないVJ枠…。
なぜだ…。
最近はずっとVideoMapperでプロジェクションマッピングを行う連載を続けているので、もしかしたらVideoMapperの母体であるGrandVJがVJソフトだというのを忘れられているのかも知れない。
ソフトウェア名称にひっそりとVJって入っているのになぁ…。
半分ずつVJプレイ
さて、Dirigent Night Beyond Vol.3の開催時には今度こそGrandVJユーザーからの応募があると嬉しいな、と思いつつですね、今回もVJ枠の応募がなかったのでVJいはし行ってこいの巻だったのですが、今回は本連載の記念すべき20回目を乗っ取るという偉業を成し遂げた新人おのでら(恐ろしい子)が元々VJなので、半分ずつVJプレイをすることに。
今回はゲストにVDJ Funky Tarossaさんにお越しいただきまして、TarossaさんはSerato Videoもプレイしていただいたので、ディリゲントスタッフによるVJプレイは各DJ2名ずつ。
VJプレイを行うコンピュータはどうするかをおのでら(恐)と相談したところ、会場でのセットが大掛かりになってしまうのを避けるため、1台のコンピュータ内で起動したGrandVJで、今回のイベント用ファイルを作成し、Bank 1から5をいはしの陣地、6から10を恐でらの陣地というように使用することにしました。
GrandVJはセル、キーボード共に32Bank使用できるので、もっと大量の映像ファイルを扱うことが可能ですが、今回は45分を2セットのため、少なめのBankで事足りました。
そして実際のセッティング。
この連載でも何度か書いていますが、本番は冷やす。とにかく冷やす。コンピュータを冷やす。冷やぴゅーた。余計なこと言った。
今回は1回目と同じく会場を快く提供していただいたEN-Sof Tokyoさんに灰皿をお借りしてMacBook Pro本体を浮かせ、持参した強力扇風機で風をこれでもかと送り込みました。
余談ですがこのEN-Sof Tokyoのオーナーさん、以前弊社で扱っていたメーカー製品のユーザーさんで、サポートとしてもお付き合いの古い方なのです。
今もRobPapen製品をご使用いただいていたりしますが、Dirigent Night Beyond Vol.2で初めてお会いしました。
どこでどう繋がるか判らない。人の縁って不思議ですね。
Reloop KEYPADを使用
それから今回はReloop KEYPAD用のマッピングを作成して持ち込んだのですが、GrandVJのセルをKEYPADに合わせて2×8に設定し、映像をパッドに、DJネームなどのテキストをキーボード(KEYPADの)に割り当てておいたら思いのほか使い勝手が良くて、DAW用途以外にGrandVJにも是非オススメしたいですよ、このコントローラ!
ミキサーセクションでGrandVJのミキサーも自由にコントロールできるし、ノブの数が多いのでRGBやローテーションのXYZ、エフェクトのパラメータなどを割り当ててもまだ余裕がある♪
ちなみにですね、今回のVJブース全景。
ユーザーさんにクラブデビューの機会を提供できたり、楽しんでもらえたならそれで大成功なんですよ。このイベントは。
でもですね。
次回からはVJももっとカッコ良さげに見えるように演出しようと、この写真を見ながらしみじみ思う次第なのです。
ArKaos社の考え方では「VJは裏方ではないっ!」のはずだ!
▲ Reloop「KEYPAD」
ベロシティ対応の16個のドラムパッドはドラム・シーケンスの制作やライブパフォーマンスに役立つだけでなく、エフェクターやプラグインのコントロールとしても役立ちます。
- 前回記事:
立方体へのマッピングテクニック