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Liquid Music でいこう! vol.27

前回コラム書いていたときに作っていた曲は無事に提出しました!

アレンジ前の曲といっても、昔のようにテープに鼻歌でOKなんてことはなくなりまして、ある程度(いや、けっこう)アレンジをして提出することが多くなりました。

日々勉強っすねー。
そういえば、ディリゲントさんの取り扱いラインナップに新しいシンセが加わっていましたね。 いろんな方向に広がっていて、面白い製品を集めてくるアンテナには脱帽です。(ヨイショッと!) さて、本題に参りましょう。

【今更ながら....】

曲を作っているときにコード進行のパターンが同じ、だけど、一回し目と二回し目では微妙な変化を与えたい…ってことありますよね。

例えば、4小節パターン×2回 (例:Fmaj7 – G7 – Em7 – Am7)
これをLiquid Musicで8小節分作るのを短縮したい!っていう、効率第一主義の方、朗報です。

最初に4小節分はコードを入力しないといけませんが、もう一回し分は、コードトラックを選択して、Option+ドラッグ(WinだとAlt+ドラッグかな?)でそっくりそのままコード進行をコピーするすることができます。

地味だけど便利! 。

【好きだけど弾くのが難しいベースラインを作ってみよう】

なかなかいい感じのベースラインが思い浮かばなくて時間ばかりが過ぎていくので、試しにLiquid Musicで作ってみようかと思います。

先ほど打ち込んだコード進行でハーモニービルダーのプリセットタブで良いのがないか探してみます。 8小節の進行で“Bassline”で探してみましょう。

この時に表示される各プリセットの上部にある鍵マークをクリックして鍵をかけると、プリセットを選択してもその項目の影響は受けません。

この図では、“Sketch、Chords、Key”の影響は受けません。

ここで選んだプリセットだとベースラインにしては、ちょっと音域が広すぎるかなー…という感じもするので、音域を狭めたいと思います。

こちらがBefore

VoiceタブをクリックしてVoice Controlに表示されている+6~-2の横にあるスイッチをクリックするとその音域の使用不使用を決められます。
すこし調整してみて、-1、0、+1、+3だけにしてみました。

めっちゃ狭くなりましたよね?これで再生するとベースラインとしてけっこういい感じになったと思います。

仕上げにRhythmタブで、いくつか気になるところのデュレーションを調整したりするとOKなんじゃないでしょうか。

ボク的にはこういう細かいフレーズのベースラインにあこがれるけど、自分で弾くとなるとちょっと大変なので、今回は助かりました!

出来上がりはこんな感じです。


Liquid Music

メロディ、コード、スケールを自動生成

福地 智也

Jimmy Nolen、Nile Rodgers等に影響を受け、 Blues, Soul, Funkをこよなく愛す。ギタープレーヤーとして杏里、倖田來未、片瀬那奈、さんみゅ~、楠田亜衣奈等のレコーディング、佐藤康恵のライブに参加、同サポートバンドでは、バンドマスターを務める。ギター 演奏、音楽制作のみならず、楽器、DAWのセミナー、デモンストレーションでは、難しい用語を使わずに、誰にでもわかりやすい内容が評価を受けてい る。 https://www.dopewire.net/