ただいまリアルにコンペ提出の締切前夜です。
焦っても仕方ないので原稿を書いて気分を新たに…まぁ起きたらやろう。(笑)
楽曲のコンペなのですがある程度のアレンジもしてかないといけないので、時間が無いときはLiquid Musicのお世話になることがあります。
こういうときって、ゆっくり吟味する時間が無いことがほとんどなので、普段から素早い操作に慣れておくことが重要ですね。
僕は常々、作曲やアレンジは決断の連続だと思っていて、音楽的な知識やセンスは当然必要ですが、それらを駆使して作るときに“これでいい”と決断できる力がもっとも重要かなぁなんて思ったりしています。 どんなにカッコいいフレーズが思いついてもエンター、セーブ・ボタンが押せないと意味ないですからね。
【リアルに使っている状況を少し焦りを感じながら実況してみる】
本職はギターなので、本末転倒な感じもしますけど、自分とは違ったニュアンスで入れてみたいので、シンセでギターのサウンドを作ろうかと思います。 このパターンのキーはDmajなので、Liquid MusicのハーモニービルダーにあるKeyタブでキーを“D Major”に。
そうするとコードトラックを右クリックしたときにサジェストしてくれるコードの一覧もキーがDになりますね。
サクッとコードを入力してしまいましょう。
慣れたもので、次はPresetタブで楽器(ギター)、ムード、長さを選んで、さっと描いてみましょう。 ここまでで1分かかってないかも。
あれ、低い。。。。じゃぁ1オクターブ高いところで書き直そう。
ということで書くと最初は4つ打ちのなんてことはないバッキングになります。(これはデフォルトですね)
ギターを選んでもストロークっぽいのばかりでなんかピンときません…..。
【ピンとこなかった場合は、調整方法を変えてみる】
では、ちょっと手法を変えてみましょう。 Voiceタブの中段にある“Arpeggiator”でスタイルを選択すると、なんとなくそれっぽい感じになりました。 その下にあるつまみをいじったり、リズムエディットを調整してみていい感じに仕上げてみました。
自分ではこんな感じのアルペジオはまず弾かないし、気に入らなければMIDIに吐き出してからもボイシングを変えることはできるし…ってことでアレンジを考えることなく進めて行けそうです。
このギターパートを作るためにかかった時間は約10分。 ギターを準備して、チューニングして、演奏して….っていうより早かったかな。(笑)
本当は演奏したいですが、たまにはこういう使い方もありかなって思います。