(2014/05/27)
ありがたいことに、BITWIG STUDIO 1.0に関する使用方法やレクチャーの記事は国内外を問わず多数発見することができます。
DAWソフトに詳しい方の解説も多いのでBITWIG STUDIOユーザーとしては有用性の高い記事が多く嬉しい限りです。
そんな中、この連載ではこれからDAWソフトを使い始める方にも判りやすいように噛み砕いた内容をお送りするように努めておりますが…どうでしょう?
判りづらいところがありましたらBITWIG STUDIOのご要望と合わせてご連絡くださいね!
さて、BITWIG STUDIOを起動すると基本画面はアレンジャータイムラインになっています。
ここからBITWIG STUDIOに含まれるループをロードするか、またはサンプラーやインストゥルメントを使ってフレーズを入力していくか、またはマイクなどでオーディオをレコーディングするかというのが一般的な作曲手順だと思います。
例えばブラウザからループのクリップをドラッグ&ドロップでロードしたとすると、このようなクリップが表示されます。
画像ではドラムマシンを使用したクリップをロードしたのでノート信号が記録されたクリップが表示されています。
クリップをダブルクリックで展開するとセカンドパネルにクリップの中身のノート信号が確認できますよ。
ここからどうするか?というと選択肢はいくつか考えられますが、イメージにピッタリならこのまま使ってしまっても良いですし、1コーラス目と2コーラス目でバリエーションを作るなら少し手を加える事もあるでしょう。
そうでなかったらほとんど作り直してしまう場合もあるかも知れません。
その他に意外と多いのが、長さを倍にして2回し目の最後だけ少しいじるという作業です。
この場合クリップの右端をドラッグして長さを倍にしますが、その時にクリップの上下何処をドラッグするかによって動作が変わります。
クリップの右上をドラッグするとクリップ自体の長さを変更し、右下をドラッグすると同じクリップをループします。
いつものごとく文章ではややこしいので動画でどうぞ!
クリップの長さを2倍にして少しいじるという方法もいつくつ考えられるので、これが正解!ということもないのですが、今回はクリップの右上をドラッグしてクリップの長さ自体を2倍に、その後cmd(winの場合はctrl)+Aでノートを全選択、続けてcmd(winの場合はctrl)+Dでデュプリケートして若干変更を加えるという手順を行ってみました。
デュプリケートは選択ノートや選択区間をコピーして直後にペーストするというコマンドなので、初めに右上をドラッグしてクリップを伸ばす代わりにクリップを選択してデュプリケートしても良いですね。
その場合はクリップが2つに分かれるので、ケースバイケースで使い分けると良いですね!
そんな感じで、今回ご紹介したような小技も使い分けつつ良い感じに音楽制作を楽しんでください!
それではまた次回!!