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【現地レポート】ドイツ道中記 <3日目>

中央ヨーロッパ時間 2017年4月19日から、Reloop本社の訪問。そして4月20日からSuperbooth’17の模様をお届けします!


Day.3

凸凹特派員のドイツ業務、本日はモジュラーシンセの祭典「SUPERBOOTH17」の視察です。昨日のレポート終わりでも書いたように、無料のシャトルボートで会場まで1時間の船旅。

みなさん、朝から軽くビールをやっつけてます。

森を抜けると、、、

会場となる THE FEZ BERLINが見えてきました。こちらは日本で言うところの児童館みたいなところで、遊具施設や遊んで勉強できる施設が多く入っています。科学技術館を想像していただければ、わかりやすいですかね。

会場に入ると、いきなりモジュラー・シンセギーク達がパッチパッチしております。

少し会場内を散策してみましょう。(動画)

どうです?なかなかギークでしょ?

モジュラーシンセの祭典ということで、当初はガレージメーカーが多く集まるのみですが、3〜4年前からソフトウェアメーカーなども参加されて、年々規模が大きくなっているようです。

中でもベルリンに本拠を構えるu-he社はブースもひときわ大きいものでした。創業者Urs Heckmanによると現在は20名近いスタッフで開発からマーケティング、サポートを行っているとのこと。

簡単にご挨拶いただきましたが、少しシャイな様子で「コメントは今度メールするよ(苦笑)」とのことでした。Tシャツをゲットしたので、皆様に抽選でプレゼントしますね。

さて、ここで個人的に気になった製品を紹介。

こちらは Jouéという名前で、簡単に言うと自由に組み替えが可能なMIDIコントローラです。タッチセンサー方式で、上の写真のようにコントロール部分を張り替えることができます。

DAWとの連携はとても簡単で専用のエディタで行うとのこと。今回はBitwig Studioで展示していました。10年くらい前に Lemurというタッチパネル型で自由に組み替えができるOSC/MIDIコントローラにコンセプトが似てるな〜と思っていたら、創業者が同じ人でしたw


小休憩。会場の外ではステージが組まれ、来場者の皆様が屋台飯を頬張りながら、アーティストのステージングを楽しんでいます。

凸凹コンビは「OKONOMIYAKI」をいただきましたが、とても美味しかったです♪

気を取り直して、仕事に戻りましょう。
先日 ver2.1のベータテストを開始したBitwigのブース。

NI社のMaschine JAMでMIDIコントロールし、リッチーホゥティンがプロデュースする DJミキサーMODEL1で音出ししていました。こういった他社とのコラボレーションもうまいのもBitwig社にいいところですね♪

Bitwig Studio ver2.1の話題が出たので、オーディトリウムと呼ばれる大ホールで行われたBitwg、IrruptSonicwireのジャムセッション。Bitwig Studio 2.1で採用される”AMP”を使ったギター演奏もかっこいいです。

Sonicwireから参戦のShigeru Tanabuさんは札幌とベルリンを結ぶ No Mapsの運営にも携わっており、ベルリンと日本の橋渡しをしていただいています。

こちらは筆者が個人的に気になっている、アウトボードメーカーTegeler Audio Manufaktur。ベルリンのTegel空港近くの工房で設計から製造まで全て行っているそうで、アナログ機器だけなく、VST/AAX/AUのプラグインとも連動したアウトボードも作っています。

真空管付きの回路基板はとてもワクワクしますね。

製品はこのような木箱で出荷されるとのこと。

こういったところがいかにも「ドイツ職人!」って感じですね♪

書きたいことはいろいろあるのですが、最後に当社取扱の中でもっともSuperboothっぽい製品をば。

じゃん!πλ2がこれでもか!という感じで接続されています。全て発音可能な状態でした。

こちらは開発者かつオーナーのMarkusさん。今回マスターにしているキーボードはYamahaのDX1。DX7は見たことありますが、DX1は筆者も初めて見ました。

Markusさんが自らデモをしていただいた動画あるので、帰国後に字幕入りで公開しますね♪

それでは、ばいば〜い。


ICONさんのツイートやRock oN Companyさん、1いっかいさんのサイトではよりモジュラーシンセにフューチャーした内容になっているので、こちらもぜひご覧くださいませ!

 

たらま

音楽の"タノシイ"と"オモシロイ"ものを求めて、日々奮闘中。 仕事とプライベートの境が家族でもわからないと言われて、早10数年。