【連載】VideoMapperでもっと身近に!プロジェクションマッピング!!その25

VideoMapperでもっと身近に!プロジェクションマッピング!!その25

(2014/03/26)

「プロが教える!プロジェクションマッピングセミナー」を開催

先週の金曜日(2014.3.21)にディリゲントの親会社の銀座十字屋が創立140周年を記念して140th Anniversary Festaを開催しました。

その中でantymark松波直秀さんを講師に迎えて、「プロが教える!プロジェクションマッピングセミナー」というイベントを開催しました。

プロが教える!プロジェクションマッピングセミナー

セミナー自体は夜19時からだったのですが、日中ホールでのコンサートと併設して、以前ハープに対して行ったプロジェクションマッピングの展示を行うという計画がありまして。

十字屋140周年アニバーサリーフェスタ

以前のハープへのプロジェクションマッピングの動画、ご存知ない方はぜひ1度ご覧くださいまし。

ハープという楽器はただ置いてあるものをジャラーンとするイメージですが、実は演奏者側に傾けて演奏するので、マッピングする時は演奏する位置でひたすらじっとしていてもらうという、演奏者にとって割と過酷なマッピングだったのですが、VideoMapperはこの手のマッピングはかなり素早く行えるので、それほど負担を掛けずに行うことができました。

そして、先週末の展示は置いてあるハープに対してのマッピングだったのでさらに容易でした!

ハープに対してのマッピング

一応大きなガラス窓には暗幕を掛けてもらっていますが、それでも会場はかなりの明るさです。
今回も以前のプロジェクションマッピング時と同じスタンドを使用して、プロジェクターを縦にセット、ハープから2メートル弱の場所に設置しています。

プロジェクターを縦にセット

使用したプロジェクターは3000ルーメンのものですが、この距離ならこの明るさの会場でも問題なく映像を投影できますね。

小規模プロジェクションマッピングを展示

夜のセミナーの際はハープへのプロジェクションマッピングと、ミニプロジェクターで小規模プロジェクションマッピングを展示しました。

ミニプロジェクターで小規模プロジェクションマッピング

こちらは400ルーメンのものですが、段ボール箱の中に対象物を置くことで明るさ(暗さ?)を確保しています。

プロジェクションマッピングのセミナーなどでは、どの程度のルーメンのプロジェクターの買えば良いか?という質問を頻繁に受けますが、会場の明るさとプロジェクターから対象物の距離によって大きく変化するので一概に「このくらいのものを使ってください」というような答えが出せません。

今回の画像で何となくの参考にしていただければと、そんな風に思う次第です。

そんなこんなで今回はこの辺で。
また次回!