「楽曲制作ソフト」って、ほんっとに種類が色々あるんですよ。
ド定番からマニア向けまで、そらもう何種類あるかなんて数えるだけでも無理。ソフトウェアごとの機能の違いだけでなく、画面のデザインも重要ですし、作りたい音楽のスタイルによってもどれが便利か変わってくるし…。
そんな分かりにくいジャンルの製品ですが、紹介する側である私たちディリゲントが重視するのは、「中の人たちは、どんな人のために作っているのか」というメーカーの想いの部分。特にソフトウェアの場合は、パッと見ではなかなか伝わらないところなので、そこをきっちり皆さんにお伝えするのが我々の役割なわけです。
ディリゲントの取扱っているDAWというと、バージョン3になったばかりの、圧倒的変態度を誇る孤高の変態DAW Bitwig Studio、Windows界のGarage Bandを目指しまだまだ進化中のキング・オブ・コスパ Mixcraftの2製品でした。これまでは。
まさかそこにSeratoが加わるとは!!
発表の時はかなり驚いたものの、DJソフトで世界トップを走り続けるSeratoだけあって、「誰のために」がめちゃめちゃ明確です。めっちゃ乱暴に特徴をまとめると、
- Serato対応のDJコントローラーさえあれば、追加で機材買わなくてもトラックが作れる。鍵盤も、オーディオインターフェースも、MIDIコンも何にもいらない!
- 作ったビートやトラックが、リアルタイムにSeratoスタイルの波形で表示される。音量の大小や全体の音圧など、DJだったら理論を知らなくても見ればわかる!
- Seratoのコネクションをフル活用して、いろんなダンスミュージックのジャンルのトップクリエイターたちがプリセットやサウンドを提供! どの音を出してもかっこいい!
という感じでしょうか?
このあと、ディリゲントでもチュートリアルやレビュー記事をばんばん出していきますので、期待しておいてください。
今週のSpotifyは、そんなSerato Studioにサウンド提供などをしているクリエイターたちの楽曲をピックアップ!