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【Spotify】Dirigent Recommendation Vol.92

「楽曲制作ソフト」って、ほんっとに種類が色々あるんですよ。

ド定番からマニア向けまで、そらもう何種類あるかなんて数えるだけでも無理。ソフトウェアごとの機能の違いだけでなく、画面のデザインも重要ですし、作りたい音楽のスタイルによってもどれが便利か変わってくるし…。

そんな分かりにくいジャンルの製品ですが、紹介する側である私たちディリゲントが重視するのは、「中の人たちは、どんな人のために作っているのか」というメーカーの想いの部分。特にソフトウェアの場合は、パッと見ではなかなか伝わらないところなので、そこをきっちり皆さんにお伝えするのが我々の役割なわけです。

ディリゲントの取扱っているDAWというと、バージョン3になったばかりの、圧倒的変態度を誇る孤高の変態DAW Bitwig Studio、Windows界のGarage Bandを目指しまだまだ進化中のキング・オブ・コスパ Mixcraftの2製品でした。これまでは。

まさかそこにSeratoが加わるとは!!

発表の時はかなり驚いたものの、DJソフトで世界トップを走り続けるSeratoだけあって、「誰のために」がめちゃめちゃ明確です。めっちゃ乱暴に特徴をまとめると、

  • Serato対応のDJコントローラーさえあれば、追加で機材買わなくてもトラックが作れる。鍵盤も、オーディオインターフェースも、MIDIコンも何にもいらない!
  • 作ったビートやトラックが、リアルタイムにSeratoスタイルの波形で表示される。音量の大小や全体の音圧など、DJだったら理論を知らなくても見ればわかる!
  • Seratoのコネクションをフル活用して、いろんなダンスミュージックのジャンルのトップクリエイターたちがプリセットやサウンドを提供! どの音を出してもかっこいい!

という感じでしょうか?

このあと、ディリゲントでもチュートリアルやレビュー記事をばんばん出していきますので、期待しておいてください。

今週のSpotifyは、そんなSerato Studioにサウンド提供などをしているクリエイターたちの楽曲をピックアップ!

ふかし

世界中の面白い音楽機材やソフトウェアを日本に持ってくる仕事が楽しくてたまらない。最終的なブランド選定基準は「中の人がいいヤツかどうか」。