(2014/10/08)
グルーブを思いのままに、今日からビートメーカー!
2014年10月7日、国内での販売を開始したLiquid Rhythm。
それはもう新しいような懐かしいような、何とも表現が難しい不思議な感覚を持ったビートメイク・シーケンサーです。
ソフトウェアのジャンルで言えばリズムマシンですが、操作の感覚がとにかく面白い!
操作の画面はこんな感じになっています。
見た目はちょっとしたDAWのようですが、その名の通りリズムに特化したシーケンサーで、スタンドアロンの他にプラグイン(VST、AU、RTAS)としても動作し、更にMax for Liveにも対応しています。
見た目がDAW風に見える理由は画面中央に見えるトラックのせいなのではないかと思います。
恐らくこれもLiquid Rhythmの特徴のひとつなのではないかと思いますが、一般的にリズムマシンといえばひとつのトラック内でキットのすべてのサウンドをレコーディングして行きますね。
最近ではリズムマシン/ドラムマシンと言われるものは、MIDIのフレーズを大量にプリインストールされていることが多いですが、だいたいの場合キット全体のフレーズを収録していますね。
Liquid Rhythmももちろんモードというか操作によってはそのような使用方法もありますが、基本的にバスドラムやスネア、ハイハットやサイドスティックなど、それぞれのサウンド毎に独立した操作を行うことで、フレーズを組み上げて行きます。
先にLiquid Rhythmの画面はこんな感じと画像をアップしましたが、その時に行っている操作によってはこのような得体の知れないものも出てきます。
何やら賑やかですが、弄っていると操作感と効率のバランスがとても良く考えられていると感じます。
何よりLiquid Rhythmの様々な機能を弄っているうちに次から次へと新しいフレーズができあがって行くのは何とも愉快ですよ!
それも、奇をてらうような無作為なランダマイザーという訳ではなく(それもありますが)、ユーザーがコントロールしながらも思いがけないフレーズも飛び出すという絶妙なバランスと言うか…。
Liquid Rhythmはチュートリアル・ビデオが充実していて、既に日本語字幕も対応しているので、興味を持たれた方は是非一度ご覧ください。
こちらでは、次回から機能紹介も交えつつ実際に使って行きながら連載をしてみようと思います。
製品ページにはデモバージョンと日本語マニュアルのダウンロードリンクも用意してあるので、興味のある方は試してみてくださいね!
それでは次回、お楽しみに!
- 次回記事:
- まずはドラムサウンドをロードせねばなりますまい!