みなさんのところにサンタさんからのプレゼントは届きましたか?
さて、このコラムが2017年最後のコラムになります。
もうそろそろ今年一年を振り返ってもいいのかな…。
今年はコンペに参加することになってLiquid Musicにはお世話になりました。だいたいの使い方はこのコラムに書いてある感じか、それの応用でした。
あと、新年を迎えるにあたって、作業スペースの大掃除もお忘れなく!
DAWのトラックにエクスポートしてからのエディット
前回は「前々回の…」でお届けしましたが、今回も前々回の…で行きます。
ややこしいですね(来年は、こういうことがないようにわかりやすくお届けします)。
現状ではこんな感じになっています。
一番下の“Synth”にリージョンが無いのは、Liquid Music経由で鳴らしているからですね。
まずは、Liquid Musicのフレーズをここにドラッグ&ドロップしましょう。
シングルクリックをすると、エクスポートするときにどういった情報で書き出すかを指定できます。
- Entire Arrangement:Liquid Musicで作ったフレーズに含まれるすべての内容
- Within the Loop Range:ループ範囲内
- Selected Regions:選択したリージョン内
- Use Export Wizard Settings…:エクスポートウィザードの設定に応じた内容
あれ?ピアノとシンセのコードが違う…なーぜーじゃー!
一番気になるのは2小節目と6小節目(同じコード)ですね。
MIDIトラックを確認してみましょう。
まず、KEYを
E2、G#2、B2、D3、F3…あれ???(ちょっとした疑問を残しつつ…)
Liquid Musicを確認してみよう。。。。
あれ?っていうかそうだよね….E7だからこれでいいはず。
そして次にシンセを確認
だよね…。
さっきのFってなんだFって!
そう、トラック“KEY”は僕が適当に演奏しデータなので、詳細なコード名なんて気にせず雰囲気で弾いてしまったものです。
雰囲気で弾いたのに雰囲気悪くなりましたけどね。(笑)
ということで、必要の無いと思われるノートは消してみました。
すっきりしましたね。
そして一小節目のコード“Fmaj9”も変えてみました。
KEY、SYNTHともに三度の“A”を抜き、9thである“G”を1オクターブ下げてみました。
ちょっと浮遊感のある響きになったかな?
今回、多くのシーンでLiquid Musicは使っていませんが、SYNTHのベースとなっているのはLiquid musicです。
今回伝えたかったのは、100%頼り切るっていう場合もあるけど、聴いてみてもし頭に“?”が浮かんだから、そこから自分でエディットしてより良くすることも重要なので、出来上がったものを鵜呑みにしないで、判断してほしいということです。
どんな便利なツールも“ツール”であることに変わりないので、こっちの方がいいかな?っていうテイストを加えることでより自分らしくできるかなーと思いました。
来年も楽しく音楽づくりをしていきましょう~!
2017年の一年間、ありがとうございました。
2018年もよろしくお願いいたします。
コメントを投稿するにはログインしてください。