【ざっくり描いたフレーズを微調整】
やっぱり動画付きが良いようなので、これからはなるべく動画による解説も合わせて作っていこうと思います。
せっかく楽しいソフトなので、その楽しんでいるところをできるだけ伝わりやすくしたいので、その他何かリクエストがあったらドシドシお寄せください。
そして今回からキャプチャー画面が変わります。っていうか、やっと時代に追いついてMac OSをSierraにしました。 今のところ問題なくいけてるので一安心です。
【ボイシングを微調整してみる】
前回使用したバッキングはこんな感じです。
3小節目までは、なんとなくボイシング的にも平坦だし、4小節目で急に上がったりしてて気持ち悪いっす―。 この4分音符で作られた生気のないバッキングパターンに少しだけ命を吹き込みましょう。
まず、できることは“ボイシングをちょっと変えてみる”。 3和音なので、あんまり大きな期待は得られませんが、並びを変えることでちょっとした変化は得られます。
ということでボイシングを変えてみます。
カーソルを1小節目の1拍目の位置に持っていくと、その音が黄色くなります。 現在、最低音がC3になっていますが、カーソルをE3に持っていき、クリックをするとE3が最低音のボイシングに再構築されます。
※これは音程の位置がピッタリそこにはまってなくて、アバウトな位置でも大丈夫です。
操作は、こんなに簡単です。
そして音はこんな感じになりました。
3和音でも、ざっと変化をつけただけでこれくらいのバリエーションを作り出せるので、もうちょと追い込めばもっといい感じになると思います。
次に画面下部の“リズムエディット”画面に注目しましょう。
先程エディットしたフレーズは4分音符のみでしたね。 これを歯切れいい感じにするためにリズムエディット画面を使います。 ノートをヒットする場所が分かるようにバーが表示されいてますね。 この隣(3拍目)をクリックしてみます。 すると上のピアノロールのノートも分割されて、8分音符が2つになりました。
しかし!!!
これを再生してみるとその部分は何故か音が出ない!
なぜならば、リズムエディット画面下部で、小節の前半(1、2拍目)紺色の部分、そして後半(3、4拍目)が水色の部分に分かれてますね。これは音を出すか、お休みするかを決定しています。
現在選択中のパターンでは、そういう設定なんですね。(このパターンの変更のしかた、後日!)
これを1小節に渡って設定すると….歯切れのよい8分のバッキングになったりします。
音はこんな感じです。
このようにボイシングとリズムのバリエーションを組み合わせてバッキングを詰めていくと面白いですね。 弾いたほうが速いって?? オレ、鍵盤弾けませんよ。 そういう人のためのソフトです!