少し前にiPadでRob Papen BLADEのXY Padをグリグリするという内容の記事を書きました。
何しろせっかく買ったiPadを使いたくて使いたくて仕方がないのです。
あ、Support I 改めDirigentいはしです。ある意味お久しぶりですw
さて、iPadを購入後1月ほど経ちますが、自分の中でようやくMacとiPhoneとiPadの棲み分けが明確になってきたというか、iPadの使い道が定まって来た感があります。
iPadはやはり大きなタッチパッドを有効に使えるアプリやグラフィック、細かい操作を行うものに強いので、以前紹介したTouch OSCのようにコントローラとして使用する場合等にはやはり非常に強力ですね。
以前のiPadでRob Papen BLADEのXY Padをグリグリするという記事が自分の中で大変好評だったので、iPadコントローラ化の第2弾は近日中に弊社で取り扱いを開始するSerato社、Serato Videoのコントローラを作ってみましたよ!
▶ Serato Videoのコントローラを作ってみましたよ
Serato DJ 画面上のSerato Video Pluginと比べてみるとどうでしょう?
▶ どうでしょう?
パッと見の印象は少し変わっていますが、Serato Videoのプルダウンメニューで選択する項目が、iPad上では黄色いノブになっていると考えるとすぐに馴染めるのではないかと思います。
Serato Videoの使用方法はいろんなアイディアが考えられますが、このコントローラを使用するとPVをミックスするという王道な使用法だけでなく、1台のコンピュータのSerato DJとVJを2人で担当するというようなプレイもできるようになります。
Serato VideoはTERMINAL MIX 2や4などの対応ハードウェアの縦フェーダーやクロスフェーダーとリンクして動作させることができますが、このリンクを解除することで別のコントローラからMIDIコントロールを行うこともできます。
紹介する映像のように、Serato DJをAutoPlayで掛けながら黙々と映像を弄るというのが思いの外楽しかったりするというのもコントローラを作ってみて初めて気づいた点だったりします。
動画ではMacBook Proのディスプレイのみで遊んでいるので、フルスクリーンと通常画面を行き来していますが、外部ディスプレイやプロジェクターなどで外部に映像を出力すれば、VJ環境の出来上がりです!いや、遊んでいないです。仕事しています。
そういった感じでクラブなどでのプレイ以外にも、気の合う仲間とのホームパーティーや結婚式の二次会などなど、いろんな場所で大活躍しそうなSerato Video。
国内での取り扱い開始まで、あとわずか!
乞うご期待です!!
せっかくなので今回作ったTouch OSCのファイルとSerato DJのMIDIアサインファイルをアップしておきます。
ダウンロード後に解凍するとTouch OSCのファイルとSerato DJのMIDIセッティングファイルがあります。
MIDIのファイルはミュージック / _serato_ / MIDI / Xmlフォルダに移動してください。
Touch OSCの設定などはRob Papen BLADEのコントローラを作った時の記事に流れが乗っているので興味がある方はご参照くださいまし。
Serato DJ+Serato Videoが発売されたら、是非遊んでみてくださいね!