(2014/12/25)
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- 連載記事:【アナクロ母さんの “インタビュー百人斬り” – vol.5 – 【DJ HI-Cさん】
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こんにちは。アナクロ母さんことWeb Yです。
こんにちは。アナクロ母さんことWeb Yです。
「DMC JAPAN FINAL 2014」で見事チャンピオンの座を射止め、2014年10月5日日曜日、ロンドンで開催された「DMC World CHAMPIONSHIP 2014」で世界に挑戦したDJ HI-Cさん。
帰国後初のスペシャルインタビューを敢行しました!
日本チャンピオンの生の声をお楽しみくださいませ。
DMC JAPAN 2014 チャンピオン DJ HI-C
Web Y:お帰りなさいませ!全体的な感想を一言でお願いいたします!
DJ HI-Cさん(以下、DJ HI-C):
孫悟空(※まだまだお釈迦様の手のひらの上でしたって意味です)
Web Y:出発前に「レペゼンジャパンなルーティンで行く!」とおっしゃっていましたが、具体的にはどのように「JAPAN」を表現しましたか?
DJ HI-C:腹切り忍者芸者侍寿司!!!日産本田!!
とか、外国人でも知ってるような日本語をならべた曲でルーティンを作り、introにも少し和の音を入れ、自分なりのJAPANを表現しました。
Web Y:JAPAN FINAL とWORLD FINALでルーティンはどのように替えましたか?また、現地入りして変更した箇所等はありましたか?
DJ HI-C:JAPANとWORLDは大幅に変更して、6分の中、3分半は完全に新しいルーティンで望みました。
現地入りして変更した箇所はなかったですね。
Web Y:お一人で挑む初めてのWORLD FINALだったわけですが、KIREEKで挑む決勝とはどう違いましたか?
DJ HI-C:やっぱりまず同じテンションで過ごす相方がいないのは大変でしたね。。
ルーティンにしても二人ならどっちかがミスしても、どっちかが持ちこたえてたらそのまま進めれますし、
一人やとその場で一回途切れてしまいますからね。
相方の大事さを痛感しましたw
Web Y:一番手強い相手だと感じたファイナリストはどなたでしたか?
DJ HI-C:US代表のI-Dee
Web Y:会場(現地)の第一印象を教えてください。
DJ HI-C:いつもの会場と違い、中心街の方にあるハコで、いい雰囲気でしたよ◎
Web Y:ロンドンの滞在先ではキッチンにDJブースを組んで練習したとツイッターなどで見たのですが、ホームステイをされたのですか?
DJ HI-C:自分達DMC日本crewはeuの友達のサポートも受け、基本crewで滞在中アパートを借りて、そこで共同生活するんです。
で、DJブースを組むとなると、テーブルもあるのですが、キッチンの高さがばっちりなんですよw
2013代表DJ Fummy&2012代表 DJ 威蔵君もキッチンで練習してましたねw
Web Y:大会後、しばらくロンドンに滞在されたようですが、どのように過ごされましたか?レコード屋さんやパーティーには行きましたか?
DJ HI-C:とりあえず大英博物館みたり、レコ屋行ったり、ベトナム料理5回ぐらい食べに行ったりして過ごしていましたw
clubには今回行けなかったのですが、最終日DJ Kentaro君teamと合流して朝まで盛大に遊んでましたねw
で、そのまま飛行機っていう流れで。
その時に聞いたドラムンベースに救われたと言うか、久々に衝撃を受ける曲に出会って、ドラムンベースの聖地で最終日に良い収穫があったなと。
Web Y:ずばり、WORLD FINALの反省点は?
DJ HI-C:最初のその日本語並べた曲のルーティンで、Traktor使っているのに針飛びしてしまい、一度ルーティンの流れが途切れたのです。
その後リカバリーしてからは最後まで疾走出来たとは思っているのですが。
終わって調べたところ、原因はターンテーブルのアームが少し曲がっていて、カートリッジのお腹がレコードにくっついていたんですよ。
普段は確認する所なんですが当日他の事に気を取られていてそこの確認出来てなかった事が最大の反省点です。
Web Y:来年も挑戦しますか?
DJ HI-C:現時点では考えていいません。
と、言うのも来年2015年はKIREEKとして1stアルバムのリリースに向けて動いている所なので。
自分の中では次出場する時は確実に世界照準で取りに行くので、
しばらく修行してからまたこの舞台に戻ってきます。
この数年で思い返すとsoloでは
- 2006年 dmc japan 3位
- 2010年 dmc japan 2位
- 2014年 dmc japan 1位
って、サッカーworld cupと冬期オリンピックの年に被って出場しているのですよw
なので次もそれぐらいかな?と。
今回もサッカー日本代表とオリンピック代表には影響受けましたし、
その迎える2018年にこの国にもう一つタイトルを持ち帰るためにとりあえず修行です!押忍!
Web Y:全国のHI-Cさんファンに一言お願いいたします。
DJ HI-C:今回の結果を受けてまだまだと思いしらされた部分もたくさんありましたが、現地で吸収できた事も沢山あり、これからのDJ人生においてよい通過点となりました。
これでこの世界から引退するなんて事はないですし、男に生まれたからにはdmc single世界一を掴むまでこの道進みますので引き続きDJ HI-C KIREEKとしての活動&PLANTRECORDSに注目していてください!
今回応援してくださいました皆様!
並びに家族、仲間、すべてのサポーターの方々に感謝をおくります!
ありがとうございました!!!!
こちらから世界大会で披露したルーティン動画見れますので是非見てやってシェアして頂けると幸いでっす♪
ではどこかの現場でお会いしましょう♫
Web Y:ありがとうございました。益々のご活躍を心よりお祈りいたします。
イベントinfo
12/27(sat)@大阪TRIANGLEにて、
GUESTにHIFANA&COSMIC LABを迎えてのKIREEK結成10周年パーティー開催!
HIFANA•KIREEK•COSMIC LABによる三位一体のエクスクルーシブでイマーシブ(没入体験)なセットをお楽しみください!!!
KIREEK 10 th anniversary party
2014/12/27@triangle
open.start 22:00
door 3000円
adv 2500円
“main floor”
KIREEK
HIFANA
COSMICLAB
PLANT RECORDS Dj&Vj’s
DJ Fummy
Animal Living
Wave Mixer
CM smooth
ssworks++
a.b.c
“2nd floor”
T.F.C crew
“3rd floor”
Stussy lounge
“food”
玄米食堂
#MACHETE
<終わり>
DJ HI-C
DJ HI-C Twitter
幼い頃からよく耳にしていたTVゲームの音楽や、TV番組から流れる音楽に影響を受け育ち、一時は暴走族になるという経験を経て、ゲーム(ビートマニア)をたまたまゲームセンターで見かけた事がきっかけにDJに興味を抱きDJ人生スタート。
様々なジャンルの音楽を聞き吸収しながら身につけた独自の音楽性、それらを再構築するビートジャグリング、暴走族時代のアクセルワークで鍛えられた腕から繰り出すスクラッチを持ち味に数々のBattleに参戦。
2002年Teen’s Dj Championshipsで優勝を掴み取るのを皮切りに翌2003年にはVestax Extravaganzaで日本Championとなり、さらに翌年行われたWorld Fainalでは3位に入賞。
同年、盟友YASA(2006,2007 DMC WORLD 2nd)とターンテーブリズムユニット『KIREEK』を結成する。
2005年Vestax Extravaganzaにて二度目のJapanタイトルを獲得すると、その勢いで臨んだWorld Fainalではアジア人初の Vestax World championに輝く。
2007年、日本が誇るビッグレイヴ FUJI ROCK FESTIVALにKIREEKで出演。同年ロンドンで開催されたDMC World DJ Championshipのチーム部門で初出場にもかかわらず並み居る強豪国を抑え世界チャンピオンの栄冠をつかみ取る。その勢いはとどまることを知らず、2008年、2009年、2010年にディフェンディングチャンピオンとして出場し、日本初の世界チャンプ4冠の偉業を成し遂げ、世界記録に到達。
そして遂に2011年、ロンドンにて前人未到の世界5連覇に挑戦し、結果ジャッジ全員がKIREEKに1位をつけるという完全優勝で世界新記録を更新し、不 動の地位を確立する。
満を持して2012年8月18日、DJ HI-Cとして自身初のfirst mix 「Enter The Dragon」が世界に向けて配信開始!今までの体験を元に選び抜かれ、そのターンテーブリズムセンスで再構築されたジャンルを超えた楽曲達が聴く人々を新たな次元へと誘う。
2013年3月14日にはKIREEK初の映像作品、”KIREEK TV”全国リリース、その後14カ所の全国ツアーを行い、映像とスクラッチを織り交ぜた最先端なLiveで各地に来場したオーディエンスを虜にした。
そして2014年8月23日東京で開催されたDMC JAPAN FINALで自身初のDMC Soloでの優勝をつかみ取り、10月5日にLondonで開催されるWORLD FINALにて7度目の世界一に挑戦する。現在、DJ、Liveショウケース、セッション、音源制作など、日本だけにとどまらずアジア、ヨーロッパなど世界にも活躍の場を広げ、地球を舞台に進化し続けるレペゼン日本のターンテーブリストである。
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