Serato DJ 1.6 最新アップデート情報(2014年2月4日)
Serato DJ 1.6が発表になりましたね!
いよいよRANE製DVSインターフェイスもSerato DJで利用できるようになりました。
Scratch Liveと違って、多彩なオプションのエフェクターも多数あるので、よりDJプレイの幅が広がると思います。
Pitch ‘n Time DJ
さて、Serato DJ 1.6から新たなオプションとして「Pitch ‘n Time DJ」というのが対応になりました。
こちらは有料で別途オプション購入できるのですが、元々は業務用DAWと言っても過言ではない、ProToolsの”ピッチ補正”プラグインとして、Serato社の最初の製品としてレコーディングエンジニアの中では、広く知られたソフトウェアです。
テンポを変更したときの音程を保つ能力が非常に優れています。
言葉ではニュアンスが伝わらないと思うので、下記を聴いてみてください。
どうです??
テンポを変更しても、音程の変化がないのがわかると思います。通常はどのDJソフトにも「マスターテンポ」とか「KEY LOCK」っという機能で音程を保つ機能は必ずついてはいるのですが、
Pitch ‘n Time DJのすごいところは「音質も」保っているところだと思うんです。
例えば、歌もの、アニソンやボカロソングなどの「声質」を保ちたい楽曲を思い切りテンポを上げて、ドラムンベース調だけど「声質は変わらず」で、フロアを あげあげ〜♪ なんてことがリアルタイムに可能になりますね。
DAWやDJソフトだと、良くも悪くも「デジタルっぽさ」が残るので、アナログと共に進化してきたSeratoならではの技術だと思います。