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えっ?シンセ??これが!?

いよいよ発売の時を迎えたπλ²。
「えっ?文字化け!?」という声も聞こえて来そうなπλ²ピーエルスクエアドと読みます。

このガジェット感満点なシンセサイザー。
このような形で出荷されます。

ピーエルスクエアドパッケージ

一般的なシンセサイザーのアダプターよりも更に小さいです。
箱を開けるとπλ²本体が登場します。

ピーエルスクエアド

本体の大きさももちろん一般的なシンセサイザーのアダプターよりも小さく、余計な装飾もノブもボタンもスライダーもありません。

あるのはMIDI In端子Audio Output(RCA)USB端子のみです。

余計な装飾もノブもボタンもスライダーもありません

本来なら無骨そのもののはずなのですが、この大きさのせいか可愛らしいとすら感じます。

写真からは大きさが伝わりづらいかも知れませんが、突起を除く本体の大きさは45ミリメートル四方なので、東京スカイツリーの約14089分の1という小ささなのです!!

ますます伝わりづらくなってしまいましたが、例えばStudiologic NUMAシリーズのアダプターと並べてみると…

Studio Logic NUMAシリーズのアダプターと比較

NUMAシリーズのアダプターは一般的なシンセサイザー等で使用されるアダプターと比べてもかなり小さい部類に入ります。
それでも縦幅はπλ²の方が小さいです。

大きさのイメージで言えば、最近は缶コーヒーのおまけでついてくることも多い、プルバックゴーゴーミニカーと比べてもこの通り。

ピーエルスクエアド比較画像

重さはたまたま私の机の引き出しに入っていた人形が持ち上げられるくらいです。

ピーエルスクエアド比較画像

その重量なんと30グラム
余裕でポケットにも入ってしまう大きさと重さなので、購入後お家に帰る前になくさないように注意が必要です。

実際に接続してみるとこのようになります。

ピーエルスクエアドを実際に試す

πλ²はMIDIポートからの電力を受けて動作します。
動作確認が取れているキーボードから接続されている場合は、この写真のようにキーボードからMIDIケーブルを接続し、RCA端子からスピーカーに接続するだけで使用開始できます!

もちろんMIDIインターフェイスから接続してシーケンサーからのMIDI信号で発音することもできますし、RCA端子からはスピーカーではなくミキサーに接続したり、オーディオインターフェイスなどのインプットからDAWソフトに戻すこともできます。

この時、MIDIポートから電力を供給しない機器をご使用の場合、ミニUSBケーブルを接続してπλ²に電力を供給する必要があります。

ミニUSBケーブルを接続してπλ²に電力を供給

画像のミニUSBケーブルはXKeyに付属のものを使用しています。
コンピュータのUSBポート以外を電源とする場合、5VDC 100mAのものを使用してください。

πλ²のすべてのポートにケーブルを接続するとこのようになります。
やはり何かのアダプターかスプリッターかっていう見た目ですね。

πλ²のすべてのポートにケーブルを接続

それにしても、この大きさ、この形でシンセサイザーだというのは衝撃的ですが、何よりも驚くのは、この可愛らしい物体から出力されるサウンドなのです!

実際初めてπλ²を使用してみた時、特に図太いベースやシンセリードなどからは息を飲む程の衝撃を受けました。
シンセパッド系のサウンドなども素晴らしいのですが、2ボイスという性質を考えるとベースやリードにオススメしたいです。

かなりお手頃な価格での販売ですが、見た目や値段に騙されてはいけません。
πλ²のサウンドは本物です!