前回お知らせした通り、今月1日にディリゲントが取り扱いを開始したクリエイター向けハイエンドSSDブランドAngelbird製品にはBITWIG 8-Trackが付属しています。
また、今後Xkey全シリーズに台数限定でBITWIG 8-Trackがバンドルされる予定(2016年4月現在)です。
そこで、前回はBITWIG 8-Trackのダウンロードからインストールの手順を案内しました。
今回はその続きで、インストール後に設定しておきたい内容をお知らせします。
インストールできるものは全部しましょう
BITWIG 8-Trackのインストール後、初回起動時のアクティベート諸々が終わったら、初めに確認しておきたいのがコンテンツのインストール状況。
BITWIG STUDIOには大量のループ素材やサンプラーで使用するワンショット素材などが含まれていて、アップデート時に追加されたりもするのですが、BITWIG 8-TrackにもBITWIG STUDIOから抜粋した素材が含まれています。
それぞれのコンテンツは画面右側、ブラウザの各アイコンをクリックして試聴やロードを行ないます。
ブラウザについての詳細は以前の記事が判りやすいと思います。
BITWIG STUDIOからはかなり数が制限されてはいるものの、BITWIG 8-Trackも結構な数のコンテンツが含まれます。
インストールしたバージョンによって、インストール漏れがある場合があるので、初めに確認しておきましょう。
ブラウザの一番右にある歯車のアイコンをクリックして、Configurationを表示すると、一番上にOpen Package Managerというボタンが表示されます。
このボタンをクリックすると、Package Managerが開きます。
この画像ではすでにインストールが完了しているので、オレンジ色のUninstallというボタンが表示されていますが、下の方に濃いグレーのInstallというボタンも少し見えます。
これは8-Trackでは制限されていてインストールできないコンテンツです。
8-Trackでインストールできるコンテンツは、Installの文字が白く表示されるので見分けがつきます。
もし間違って制限の掛かったコンテンツのInstallボタンをクリックしてしまった場合にもインストールできない旨のメッセージが表示されるだけなので、インストールできるコンテンツか判りづらかったらひとまず押してみてください。
BITWIG 8-TrackもBITWIG STUDIOのアップデートに合わせてアップデートが行なわれますが、アップデート時にサラッと何のアナウンスもなくコンテンツが追加されていることがあ るので、今後アップデートを実行した際はついでにコンテンツマネージャも覗いてみてくださいね。
Xkeyの使用準備をする
XkeyにバンドルされているBITWIG 8-Trackをインストールされた方は、もちろんBITWIG 8-TrackでXkeyをご使用いただくことだろうと思います。
BITWIG STUDIO / BITWIG 8-Trackの初回起動時にはオーディオデバイスやMIDIデバイスの設定メニューが表示されますが、後で設定するためにこれをキャンセルした場合や、 起動時にXkeyを接続していなかった場合は、以下の設定を行なってください。
Options / Preferencesを表示して、Controllerタブを開きます。
『Add controller manually』をクリックするとBITWIGシリーズに対応しているコントローラメーカーのプリセットが表示されるので、CMEのXkeyを選択してメニューを追加します。
MIDI In/Outのプルダウンメニューが表示されるので、それぞれXkeyを選択してください。
OKボタンをクリックしてPreferencesを閉じたらXkeyの使用準備完了です。
次回はBITWIG 8-Trackの特徴というか仕様というか、その辺りの解説を行ないます。
それではまた次回!
記事一覧/もくじ:
BITWIG STUDIOで良い感じに音楽を作ろう!
前回記事:
BITWIG 8-Trackの入手方法とインストール
次回記事:
BITWIG 8-Trackの機能制限について