DAWソフトを使用して作曲しようという時、大きく分けてマウスやトラックパッドを使用してペンツールでノートやベロシティなどをポチポチする人と、MIDIキーボードやパッドコントローラなどを使用して入力する人に別れると思います。
Bitwig Studioはペンツールにも様々な工夫があるので、ペンツールだけで入力しても割と表情をつけやすいのですが、やはりMIDIキーボードなどで入力した方がニュアンスの表現がしやすかったり、手っ取り早かったりする場面も多いと思います。
ディリゲントが取り扱っているMIDIキーボードというと、フルサイズ88鍵モデルではStudiologicブランドがありますし、DAWに特化したコントローラではReloopのKEYFADRやKEYPADなどがおすすめです。
更に、ディリゲントが扱うMIDIキーボードといえばもうひとつ忘れてならないのがCMEのXkey。
Xkeyはフルサイズの鍵盤を搭載しながら軽い!薄い!お洒落!の三拍子が揃った持ち運びしやすいMIDIキーボードですが、この春25鍵/37鍵それぞれのモデルにBluetoothを搭載し、無線接続可能なモデルを発売予定です。
その名もXkey Air!
Bluetoothのステッカーが貼られていなかったらパッと見の違いは判らないです。
従来のXkeyのインジケータがついていた場所に電源スイッチが設置され、その隣りには電源On/OffやBluetoothの接続状況、充電状況などを示す赤緑青のLEDライトが点いています。
この春発売に向けて諸々テストを行なっている最中の図。
出先や移動中など、ちょっとした時にちょっとした作業をしたいというような時、ノートとXkeyをさっと出して…というような場合にUSBケーブルを接続する必要がないというのは思いのほか楽な予感です。
あ、もちろんUSBケーブルで優先接続も可能ですよ!
XkeyにBITWIG 8-TRACKがバンドルされる予定!!
CMEのXkeyにBluetooth接続のモデルが発売されるのは判った。それをなぜこの連載で語っているのか!?ということについて、気にならない人以外は全員が気になっていることと思います。
その理由はこれでござんす。
その名もBITWIG 8-TRACK!
BITWIG 8-TRACKはBITWIG STUDIOの機能を若干制限したもので、今現在も一部のハードウェアに付属しています。
そんなBITWIG 8-TRACK。
なんと今後Xkey全シリーズに期間限定で付属するようになる予定なのです!
BITWIG STUDIOは元からDEMOバージョンが配布されていますが、機能が制限されている8-Trackを使う意味はどこにあるのか?というと、一番大きな理由はセーブができることなのではないかと思います。
デモバージョンはBITWIG STUDIOの機能をすべて試せるかわりにプロジェクトのセーブができません。
8-TRACKは機能が制限されているとはいえプロジェクトがセーブしておけるので、工夫次第では8-Trackのみで曲を完成させることができます!
もちろん8-TRACKからBITWIG STUDIOへのアップグレードもあるので、試してみて気に入ったら機能制限を解除するというのもおすすめです。
といったところで、今後XkeyにBITWIG 8-TRACKがバンドルされるようになる記念に、この連載でも少しBITWWIG 8-TRACKについて触れてみたいと思います。
それでは引き続きBITWIG STUDIOで良い感じに音楽制作を楽しんでください!
それではまた次回!!
記事一覧/もくじ:
BITWIG STUDIOで良い感じに音楽を作ろう!
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BITWIG 8-Trackの入手方法とインストール