WIGGLEバージョン1.1.8アップデートが公開されています。
今回のアップデートでは27プリセットの追加と、OPのウェーブフォームを描画する際のパフォーマンス改善が含まれています。
まだアップデートしていないWIGGLEユーザーの皆さんは、2nd Sense Audio社ウェブサイトまたはディリゲントの製品ページのリンクからダウンロードしてインストールしてくださいね。
さて、前回のSEQ MODについての記事で、WIGGLEの機能面の解説は一通り終了しました。
今回はUTILITYについて紹介したいと思います。
UTILITYページ解説
ページ切り替えのUTILITYボタンをクリックすると、このようなメニューがポップアップします。
機能を順番に紹介します。
Quality:プルダウンメニューで、NORMAL(1x)、GOOD(2x)、HIGH(4x)の3種類のオーバーサンプリングを選択します。
より高いオーバーサンプリングは、サウンドクオリティを向上させる反面CPUも消費します。
MASTER TUNE:デフォルトでA=440Hzに設定されているチューニングを、420から460の範囲で調整できます。
RECORD AUDIO:RECORDボタンをクリックするとオーディオレコーディングを開始します。
同じボタンがSTOPボタンになるので、クリックしてレコーディング終了。DRAGボタンをドラッグして、DAWのオーディオトラックやデスクトップなどにオーディオファイルを出力します。
レコーディング中は波形が描画され、もう一度RECORDボタンをクリックすると上書きされます。
TUTORIAL:クリックして表示されるメニューでFirstStartを選択すると、初回起動時に表示されるものと同じ、全20項目のチュートリアル(英語)が表示されます。
LEFT HANDED:クリックしてYESに変更後、WIGGLEを再起動すると、マウスのボタンを左利き仕様に変更できます。
SUSTAIN PEDAL:デフォルトでCC64に割り当てられているサステインペダルを、CC1からCC120のうちから変更できます。
現在のバージョンの確認
画面中央上部のWIGGLEロゴをクリックするとこのような表示がポップアップされます。
現在インストールされているバージョンと、Facebook、Sound Cloud、Instagramのアカウントへのリンクが表示されます。
今日現在の最新バージョンは1.1.8です。
現在のバージョンを確認して、これ以前のバージョンがインストールされている場合はアップデートを適用してください。
WIGGLEに興味を持ってくれた人は製品ページから20日間フルバージョンと同じ機能を試せるデモバージョンをダウンロード/インストールして試してみてください。
といったところで、ダイナミック・ウェーブシェイピング・シンセ WIGGLEでウィグらす!は今回で一旦終了。
今後新たに機能が追加される時に続きます!