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今回ちょうど31回目という節目を迎えるに当たって、めでたく最終回と相成りました。
いや、31回はちょうどでも節目でもないですが。
これまでの連載でVideoMapperの機能とテクニック的な話しを書いてきましたが、プロジェクションマッピングというものはアイディア勝負で、定番や王道はあっても正解はないというか、「こうしなければならない」というものではないので、VideoMapperの使い方も使用者によってずいぶん変わるといいますか、人によっては重要な機能が他の人にとってはまったく使用しない機能だったりということもあります。
今回はそんな機能、Move to Cursor Positionという機能について書いてみます。
Move to Cursor Positionという機能
これは複数のプロジェクターやディスプレイを接続して作業している場合に便利な機能で、Viewメニューの中にあります。
ショートカットは cmd(winの場合はCrl)+L です。
例えば手元で操作しているディスプレイにGrandVJ 2を全画面表示しているとして、別のディスプレイまたはプロジェクターにVideoMapperを表示して作業しているとします。
このような状況で、手元のディスプレイにVideoMapperの操作画面を呼び戻したいというようなシチュエーションが発生する場合があります。
すると別のディスプレイに表示しているVideoMapperの画面をドラッグしてメインのディスプレイに持ってくれば良いのですが、ディスプレイのサイズや設置場所によってはちょっぴり面倒。
そんな時にMove to Cursor Positionですよ。
cmd(winの場合はCrl)+L をポチっとすると、今カーソルがある場所にVideoMapperの操作画面が移動してくるのです。
瞬間移動です。
この機能、まさに使わない人はまったく使わないのではないかと思いますが、環境によってはとても便利という機能です。
必要に応じて使ってみてください。
それでは今回で「VideoMapperでもっと身近に!プロジェクションマッピング!!」の連載を終了します。
ご愛読、ありがとうございました!
これまでのおさらいは下記の目次をご参考ください。