(2014/01/29)
VideoMapperでもっと身近に!プロジェクションマッピング!!というタイトルで連載を開始して今回で17回目になりました。(一覧はこちらから)
近頃はますますプロジェクションマッピングというものが身近になってきて、ニュースや雑誌などで紹介される機会も増えてきましたね。
最近ではバンダイ社から発売されたハコビジョンが話題になっているお陰で、プロジェクションマッピングにも目が向けられているようです。
そこからプロジェクションマッピングに興味を持ってくれる人が増えれば良いな、と。そんな風に思います。
さて、今回はVideoMapperの機能の話しから少し離れて、実際にマッピングする場合の困った話しと面白い解消法のお話しです。
例えば、最近話題の卓上プロジェクションマッピングをしようという場合。
簡単な例として立方体に3面のサーフェスを作成するとします。
この写真のデスクの左に並んだデスクの上でVideoMapperを操作しているので、左下の面と上の面は問題なくマッピングできます。
しかし、右下の面はまったく見えません。
まったくです!!
いや、そこまで強調するほどのこともないのですが、右下の面は見えないのです。
このような場合、どうマッピングすれば良いか?という話しなのですが、チームで作業している場合なら「右右…もうちょい上…」などと声を掛けながらマッピングする場合もあるでしょうし、ひとりの場合は操作して自分で移動して確認してまた戻って操作して確認して…と繰り返しても、根気がいるにしてもいつかはマッピングできると思います。
では、根気もやる気もあるけど、残念ながら時間がない場合はどうしましょう?
そんな時は、以前Sales Tが書いたこういう記事があってですね…。
Splashtop XDisplayをサブディスプレイとして利用した場合、モニターとしてだけでなくタッチ操作が可能なので、iPadを持って見える場所に移動してサーフェスを作成したら良いというわけですよ!
…と書いてみたものの、本当にちゃんと動くのかな??
ということで、やってみました。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=wQqWDfX5wvU?rel=0]
なんて読むんだ!?でお馴染みのπλ²(ピーエルスクエアド)の箱にマッピングしようとして死角になる面をiPadで操作してみました。
思ったより快適に動きますよ!
Splashtop XDisplayの設定などの詳細はSales Tの記事をご参照ください。
それでは今回はこの辺で。
また次回。
- 前回記事:
Surfaceを複雑な画像の形で切り抜く