世の中右を向いても左を向いてもコロナ、コロナ…参りましたね。気を付けるところは気を付けないといけないけど、あんまり深刻になりすぎてストレスを溜めないように気を付けましょう。
家にいるときは、定期的に日光を浴びるようにしましょう。万年ほぼテレワークのオレは息抜きがうまくなりました。まぁ空いた時間にiPhoneに録りためたメロディの断片を打ち込んでみようかな…なんて思っています。
さてさて、月に2回お届けしてきたコラムも24回目!
このシリーズは最終回になるのかな?
また新しい企画で始まる予定なのでお楽しみに!
XY-Transferの総集編
さて、最初は2,3回の紹介にする予定だったんですけど、使っていて面白いので引っ張っちゃったXY-Transferですが、今回で総集編です。
モジュレーションマトリックスの説明を細くしましょう!
前回のモジュレーションマトリックスですが、設定の部分で効果的に使える音について、もうちょっと細かく説明しましょう。まずはわかりやすい音色で鳴らしてみます。
ブロック3とディレイのみの音で聴いてください。
まぁ普通ですよね。
では次にディレイタイムの変化とブロック3の動きを連動させてみます。設定は前回話した通り“MOD MATRIX”でどの値がどの値をコントロールするか設定してみます。
分かりやすいように垂直方向のラインで設定しています。ドットが上に上がるにつれて影響する値が増えるようになってます。
この設定では、ドットが上にいくにつれ、ディレイのファインチューンがあがるので、音の揺れが激しくなっていきます。そしてその動きが1小節ごとなので、ちょっと酔っちゃいそうですね。
なので、4小節に1回クライマックスが来るように設定してみましょう。この設定はブロック3の下段にあるSYNCを“4/1”にするだけです。
間違っても“1/4”にしないようにしてくださいね。ウネウネ度が4倍になります。AMNTを30%以下にすると、割とナチュラルなコーラス効果のようになります。
すべてプログラミングして音楽制作をする場合はこの設定で良いんですけど、ライブで使用したり、レコーディングするときに、その場のバイブス(あえてこう書いてみた)を大切にしたくて、ライブにコントロールをしたい場合は、このように設定してください。
ソースをMIDIコントロールすることができるので、お好みのコントローラーで調整可能です。ホィールでも、ノブでのペダルでも、鍵盤でもブレスコントローラーでもアサイン可能です。コントロールの方法を変えるだけでも雰囲気が変わるし、もしかしたら神が下りてくるかもしれません!?
さてさて、長くお付き合いいただきましたプラグインリサーチ。
もっとやってみたいプラグインもありましたが、とりあえず今回で一区切りです。
来年度からはまた装いも新た何かを始めようと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。そしてお付き合いいただきありがとうございました。