太陽が沈む時間が少し遅くなって、寒かったり、寒さが緩んだり…春が待ち遠しくなってきた…と言ったら気が早いですかね?
正月が終わってのんびりした気分から、ガッツリと制作モードな今日この頃です。
確定申告の準備もしなきゃ…なんですが、作ってる方が楽しいのでついつい録音時間が長くなってしまったりして。
ブロックの働きを見てみましょう
3つあるブロックを見ていきましょう。
上段で設定したフィルタリングを元に中段のXYパッドに設定した動きでどうやってフィルターを変化させていくか…。
X軸でパッド内のポインターが横に動いたときの変化量、Y軸で縦に動いたときの変化量を決めていきます。
まず、何もかかっていない音
で、まずフィルターをかけてみました。
この状態ではフィルターは動きません。なぜならX、Y軸共にすべてのパラメーターが0になっています。これはよくある普通のフィルターですね。
皆さんのリスニング環境によって違いもあると思うので周波数は3ケタになるようにしてあります。2ケタにするとヘッドフォンで聴くとハウジング内の気圧が変わりそうですよね。(笑)
次に、X軸だけ動かしてみましょう。
FREQを100%にしてみました。こうすることでポインターが左側にあるとフィルターが閉まり、右に向かうにつれて開いていきます。
さらにY軸でQを調整したいのですが、その前に上段のフィルターのQを約30%にして動きが分かりやすくなるようにしておきます。その後、Y軸のQを100%にしてみると、フィルターの開閉と同時にQの広さが変わっていくのが分かりますね。
下段では何をする?
下段のパラメーターでは、上中段で設定したモーション自体をどうコントロールするかを決めるようになっています。
一番シンプルでわかりやすいものは左上のSPEEDでX1でこの円は通常のスピードで一周します。X2にすると2倍のスピードになります。
この一周するスピードをBPMにシンクさせたい場合は、SYNCで設定可能です。現在は2/1、2小節で一周するようになっています。また、外部のコントローラーからもスピードをリアルタイムにコントロールすることもできます。キーボードのピッチベンドを使ってみる設定にしてみてます。
今回は円状の動き1つだけで説明しましたが、他にも色々なプリセット(縦、横、斜めなど)があります。
しかも、それらを3つ組み合わせて音作りができるなんて….。
次回は、複数のブロックを組み合わせた例を紹介しようと思います!
お楽しみに!