はじめまして。オバラと申します!
ディリゲントスタッフがSpotifyプレイリストをご紹介している「Dirigent Recommendation」ですが、今回で94回目を迎えます。
わたくし、オバラは初めてのご紹介となりますので、簡単に音楽の趣味をお話しさせていただきますと、ダンスミュージックが好きで特にHIP HOPをよく聴いています。
昨今ではHIP HOPといえばTRAPというくらいずっと流行っている印象ですが、”HIP HOPといえばサンプリング”という方も多いと思います。
音楽においてのサンプリングを簡単に説明すると、”ある楽曲の一部を使って再構築”することですが、サンプリング元の楽曲をあまり変化させずにそのまま使う「まんま使い」や原曲を切り刻んで組み替えたりする「チョップ」といった手法など色々ありますが、ルールはありません。
ルールのないところがHIP HOPのおもしろいところだと思ってます。
そこで、今回は「サンプリングで作られた曲」と「サンプリング元となった曲」を交互に聴いてもらうことでサンプリングミュージックをお楽しみいただければと思います。
選ぶ基準は特に決めませんでしたが、サンプリング箇所がわかりやすい曲をチョイスしました。
元ネタと比較してどのパートがどういう形でサンプリングされているのかを考えながら聴きてお楽しみください。
基本的にサンプリングされるような曲は名曲であることが多いので、元の楽曲の良さにも気づいてもらえたら嬉しいです。
また、サンプリングベースでの楽曲制作といえばAKAI MPCシリーズなどが有名ですが、”ソフトウェアで楽曲制作を始めたい”またはすでに行なっている方には、Serato社の「Serato Studio」や「Serato Sample」をおすすめします!
この2つのソフトウェアは、いわゆる”HIP HOP的なサンプリング”をしたい方に非常に向いているソフトウェアだと思います。
DJに向けたDAWソフトというコンセプトなので、すでにDJをしていて楽曲制作に興味がある方におすすめです。
すでにDAWソフトをお使いで手軽にサンプリングを導入したいといった方におすすめですね。
最後の曲の【Fabolous / Breathe (元ネタ:Supertramp / Crime Of The Century)】のプロデューサーは”Just Blaze”という人ですが、Serato Studio用のサンプルパックも提供しています。
サンプリングって、ネタの選び方や使い方のセンスが重要ですが、楽曲によっては「簡単に作れそう」と思ってしまう方もいるかもしれません。
そんな方はぜひチャレンジしてみてください!
聴いてるだけより深く音楽を楽しむことができると思います!
最後に一つ。Seratoといえば本日、20周年記念のドキュメンタリー動画のPt.1が公開となりました。
ゲームチェンジャーとなったSeratoの歴史が垣間見れると思います。ぜひこちらもご覧ください。
ということで、今回は【元ネタと聴くサンプリングヒップホップミュージック特集】でした!