ついにRob Papen「BLUE」のベーシック版「BLUE LE」が発売となりました!
もう皆様チェックいただけましたか?
- ディリゲントと愉快な仲間たち Vol.1
シンセ史に残るオランダ人 Rob Papen
先日他の「知る・楽しむ」記事でも紹介しましたが、ロブパペン氏はかつてアーティストとしても活躍し、伝説的シンセの音色制作にも携わった経験を持つ、サウンド・デザイン業界の第一人者です。
猛烈なシンセ愛を持ち、自分の名前のブランドまで作ったパペン氏が生み出すこだわりの「音」は、現在世界中のアーティストに唯一無二として愛用されています。
最近プチリニューアルを果たしたディリゲントの製品ページにもそんなアーティストからのコメントを掲載していますが、いったいどのようなアーティストが使用しているのか、今回はアーティストの一部をご紹介したいと思います。
DANNY BYRD
ドラムンベースのトップレーベル「Hospital Records」に初期より所属する実力派アーティスト
ドラムンベースやダブが好きな方なら、いや、そうでなくても耳にしたことがあるであろうイギリスの名門レーベル「Hospital Records」。アーティストとしても有名なLondon Elektricityが96年より主宰する老舗レーベルです。
DANNY BYRDはこのレーベルに初期から参加し、数々の作品をリリースしてきました。つい先月にも新しい作品をリリースしたばかり! 右記のPVの1曲(登場するセサミストリートのキャラクターがかわい過ぎて気になってたまらない!)は、キレのあるビートと疾走感で聞いていてとても楽しくなる1曲ですね。
DANNY BYRDが絶賛するRob Papenのソフト「RP-DISTORT」は日本ではバンドル版「eXplorer Ⅱ」に搭載されています。こちらで詳しく特徴なども掲載していますので、気になった方はぜひチェックしてみてください!
- イメージを超えるディストーション
「RP-DISTORT」製品詳細ページ
Junkie XL
ダンスミュージック・シーンを牽引するトッププロデューサー/アーティスト
Rob Papenと同じオランダ出身のJunkie XLは、コールドプレイやブロック・パーティーといったロックバンドから、ブリトニー・スピアーズにアヴリル・ラヴィーンといった歌手まで幅広いアーティストのリミックスを数多く手掛ける世界的人気リミキサーでもあります。アーティストとして世界中をツアーでまわったり、近年は『マトリックス』などの映画音楽の制作も手がけ、まさにマルチな活躍を続けています。
日本にもFuji Rock Festivalや大型イベントなどで来日したことがありますが、2009年には「SOIL&”PIMP”SESSIONS、サカナクション、MEG、The band apart、80kidz」など日本の若者に絶大な人気を誇るアーティストと共演も果たしています。
右記の動画にはジャンルを超えたJunkie XLの魅力が満載ですのでぜひご覧いただきたいです。
Junkie XLも使用している「SubBoomBass」は、ダブステップ系のサウンド制作でも注目されていて、最近下記の記事も人気があります!
- 唸るSubBoomBass。ワブルベースを作ってみよう!
ダブステップの曲に欠かせないあの音の制作方法
Armin van Buuren
誰もが認める世界 No.1 DJ の称号を持つプロデューサー、トラックメイカー
世界で最も影響力があると言われるイギリスのダンスミュージック専門誌「DJ MAG」のTOP 100 DJsランキングにおいて2007年・2008年・2009年・2010年・2012年と1位を獲得しているアーティストArmin van Buuren。日本でも人気のある「DEADMAU5」や「Skrillex」もランクインしている中で堂々の1位です。
▶ CYBERJAPAN
「DJ MAG DJ 世界ランキング 2012」
彼は、壮大でメロディアスなシンセサイザーの音色が特徴的な「ダッチ(オランダ)・トランス」といわれるジャンルの代表的なアーティストとされ世界でかなり注目されている存在なのです。
まだまだいる!Rob Papenを愛用するアーティスト
テクノ四天王の一角「Orbital」
上記のようにそうそうたるアーティストがRob Papen製品を使用していますが、実はWeb U、他にも世界的テクノアーティストがRob Papen製品を愛用しているというインタビュー記事を発見しました!
2012年5月号の雑誌「Sound&Recordings」にそのインタビューは掲載されていますが、世界的アーティストというのはテクノ四天王の一角を担うハートノル兄弟によるテクノユニット「Orbital」。インタビューの中でかれらはソフトシンセにRob Papenの「Albino」という製品を使用していると発言しています。「Albino」は日本では発売していない製品ですが、本人達も「Albino」にしか出せない音があるとコメントしていて、「音」にこだわるRob Papenブランドの魅力がさらに伝わります。