DJ MAYUMIに聞く:「私がSeratoを使い続ける理由」
今回は、東京を拠点に活動するDJ、DJ MAYUMIさんが愛用するDJソフトウェア、Serato DJ Proについて、お気に入りのポイントなどを伺いました。
現在、どのDJソフトをメインで使用されていますか?
DJ MAYUMI:はい、私はSeratoをメインで使っています。
その理由を教えていただけますか?
DJ MAYUMI:まずは視認性と直感的な操作性ですね。キー表示がカラーで、ひと目でどのキーかがわかります。他社ソフトでは、近いキーの曲を確認するために一度ボタンを押す必要があり、現場では少し手間に感じてしまいます。
即応性が重要ということですね。
DJ MAYUMI:そうです。たとえばHot Cueも、Seratoでは自動スナップが効いていて、使いたい位置でしっかり止まってくれます。他社ソフトではこれをオフにするために設定画面を開く必要があるのが、少し面倒です。
UI設計の違いも影響している?
DJ MAYUMI:はい。他社ソフトは「Windows的な設計思想」がある印象です。Macユーザーの私からすると、曲名やカラムの表示変更に右クリックが必要なのはちょっと直感に合わないことがあります。
Seratoの購入形態については?
DJ MAYUMI:Seratoは買い切りでも使用できるのがいいですね。最近はサブスクリプション型が増えていますが、私は必要な機能だけ購入して使いたいタイプなので。もし機材に無償で付属していれば、それは本当に最高だと思います。
Seratoを選んでよかったと思いますか?
DJ MAYUMI:はい。スムーズに準備ができて、すぐにプレイに集中できる。その安心感がSeratoにはあります。



まとめ
DJ MAYUMIさんが語るSerato DJ Proの魅力は、以下の4点に集約されます。
- 🎨 キー表示がカラーで、ひと目で視認可能
- ⚡ Hot Cueに自動スナップがあり、即応性が高い
- 🖱 Macとの親和性が高く、直感的に操作できる
- 💰 サブスクだけでなく、買い切りでも利用できて安心
Serato DJ Pro vs 他社ソフトの比較表
比較ポイント | Serato DJ Pro | 他社ソフト |
---|---|---|
キー表示 | カラー表示で視認性が高い | 操作が必要で視認性やや低め |
Hot Cueのスナップ | 自動スナップで即応性が高い | 設定変更が必要 |
UI設計 | Macユーザーに親和性あり | Windows的で右クリック多用 |
購入形態 | 買い切り/サブスク併用可 | 主にサブスクリプション型 |
つまり
現場での即応性とストレスの少なさ。これが、DJ MAYUMIさんがSerato DJ Proを選び続ける最大の理由です。

DJ MAYUMI(ディージェイ・マユミ)
東京を拠点に活動するトップフィメールDJ。ヒップホップ、R&B、レゲエを中心に、多ジャンルを横断するクロスオーバースタイルで、全国のクラブ、ファッションイベント、ラジオ、フェスティバルなど多岐にわたって活躍。
2006年にはミックスCD『BERRY JAM COLLECTION』でメジャーデビューし、オリコン・インディーズチャート1位を獲得。以降、AI、VERBAL(m-flo)、加藤ミリヤ、青山テルマ、JAY’EDなど多くのアーティストとコラボ。ミックスCDは累計20作以上、30万枚超をリリースしている。
NIKE、H&M、LUMINE、DIESELなどのグローバルブランドから公式DJとして招聘されるなど、音楽とファッションを横断する独自のポジションを確立している。