Numa Nanoの表現力

Numa Nano バナー

つい先日満を持して販売を開始したStudiologic製品Numa Nano。このコントローラ・キーボードはNumaシリーズと同じコントロール部と、プロフェッショナル・クオリティのハンマーアクション鍵盤を搭載しながら、軽量/省スペースを実現したモデルです。

このNuma Nano。先行発売されているNuma Nero、Numa(White)と同じLCDディスプレイとコントロール・センターを搭載しています。

Numa Nanoのジャック

▶ Jackを2系統装備(クリックして拡大)

Numaシリーズのコントロール・センターは最大4つのゾーンを設定し、それぞれにMIDIチャンネルやキーレンジ、トランスポーズやベロシティーカーブなどを細かく設定することができる優れものですが、同じコントロール・センターを搭載しているというだけでなく、エクスプレッションとしてもホールドとしても設定可能なJackが2系統装備されているという点も共通しています。

ホールドとして使用する場合、極性を+、-変更可能なのはもちろん、2つのJackに接続したペダル機器からの信号にMIDI CCを割り当てることも可能なので、演奏表現にさらなる幅を与えてくれること請け合いです。

Numa Nano ホイール装備

▶ ホイール装備(クリックして拡大)

また、Studiologicブランドのコントローラ・キーボードのラインアップでは唯一、ピッチホイールとフリーホイールをトップパネルに装備しています。

この辺りからもステージ上での演奏を意識していることが伝わってきますが、このフリーホイールももちろん2つのJackと同じようにMIDI CCを自由に割り振ることができます。

Numa Nano LCDディスプレイ

▶ LCDディスプレイ(クリックして拡大)

最大4つのゾーンを設定した場合、各ゾーンごとに異なるMIDI CCや極性を変更できる(ホイールを操作した場合の効果を逆転させる)ので、Jack同様にアイディア次第で表現の幅をグンと広げるのに役立ちそうです。

ステージピアノに広く採用され実績のあるFatal TP/100LR鍵盤と、かゆいところに手の届くコントロール・センターを搭載したNuma Nano。音楽制作システムのマスターキーボードとして、ライブステージの重要戦力として、ぜひ一度ご検討ください。

投稿者:Support I

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