もしかして今、ドイツではMUSIK MESSEの真っ最中?
そう、楽器系のコンベンションていうのは、世界中で行われていて、一番メジャーなのが1月~2月にアメリカのアナハイムで行われるウィンターNAMM(サマーNAMMはナッシュビル)、その次がドイツのフランクフルトでMUSIK MESEE、上海でのMUSIC CHINAなどがあります。各メーカーさんがこぞって新製品を発表するので、新しもの好きな方はニュースのチェックをお忘れなく!ちなみにNAMMもMESSEも一日では全部見て回れないくらいの規模です。(汗)
https://dirigent.jp/tutorial/70990/
【アルペジオに創意工夫を】
ボクがLiquid Musicを使うときは、コードバッキングやアルペジオ等の用途が多くなります。
なんていうか….鍵盤恐怖症なんですかね。(笑)
ギターの場合、フレットの位置をずらせばいいだけですが、キーボードの場合はそうはいきませんね。
なかなか難しいっす。
ということで、Liquid Musicのようなソフトはとてもありがたいっす。
こういったソフトも使い方を工夫していくと新しい可能性を発見できたりすることもあるんですよ。
【コードの構成和音を分解してみる】
今回用意したトラックはこんな感じです。
Am7、Am7(9)と、ほぼコード1つです。
まずはLiquid Musicでシンプルにアルペジオを入れてみましょう。
Liquid Music上でもAm7で描いています。
分かりやすいアルペジオを入れておきます。
まぁ普通のコードアルペジオですね。
さて、ここからですが、Am7の構成和音は、A、C、E、Gですね。
9thはBです。
C、E、G、Bという構成和音は….Cmaj7になります。
お気づきの方はたくさんいるかもしれません….じゃぁやってみましょう。(笑)
コード・トラックを右クリックしてもいいですし、ハーモニービルダーのコード・タブで設定してもいいでしょう。
どうですか?
ちょっと変わった雰囲気になりますね。
これに限らず、他の方法でも試してみてください。
例えば、E、G、Bだった場合は、Emですね。
あと、コードモディファイア―で(P5)を選ぶとギターでいう“パワーコード”なので、1度と5度だけになります。
この場合、Aの1度(A)と5度(E)、そしてEの1度(E)と5度(B)、Cの1度(C)と5度(G)が使えますね。
まぁ若干屁理屈のようですが、こういった理論のこじつけでもサウンドがOKならそれで良いんです。
色んな角度からみてアレンジを試してみるのも面白いと思いますよ。
是非試してみてくださいね。