OBSで配信をしてみよう!
まえがき
本連載では、VJソフト ArKaos GrandVJのver2.7から対応した”NDI”機能や他ソフトウェアとの連携方法、豆知識を解説していきます。 GrandVJのデモバージョンをダウンロードして、連載と共に楽しんでください。
GrandVJデモ版ダウンロード
GrandVJのデモ版はこちらからダウンロードできます。
デモ版ではファイルの保存が行えませんが、すべての機能にアクセスが可能です。
GrandVJ・デモ版ダウンロード:ver.2.7.3(Windows)
GrandVJ・デモ版ダウンロード:ver.2.7.3(Mac)
今回はGrandVJからOBSに映像を飛ばしてみようと思います!
OBS(Open Broadcaster Software)は、OBS Projectが開発保守しているフリー・オープンソースのストリーミング・レコーディングソフトウェアです。VSTプラグインなども使用できます。
では、GrandVJからOBSに映像を飛ばすにはどうすればいいでしょうか? そう、NDIを使うのです。
ですがOBSはそのままではNDIは使えません。なのでNDIを使えるようにプラグインを導入しましょう。
プラグインの導入
まずはOBSにプラグインを導入します。
用意するのは
- 最新版のOBS Studio
- obs-ndiプラグイン(今回は4.9.0を使います)
プラグインは下記にリンクからダウンロードができます。
https://github.com/Palakis/obs-ndi/releases
リンクを下にスクロールすると、obs-ndi 4.9.0と書かれたスレッドが出てくるので、assetsタブから自分が使っているOSにあったものをダウンロードしてください!
ダウンロードが終わったらダウンロードしたファイルを実行するだけで導入できちゃいます!
導入したらOBSを立ち上げてみましょう。
ソースタブの+ボタンをクリックするとNDI sourcesが出てくると思います。ここで出てこなければプラグインの導入が正常にできていないのでもう一度確認してみましょう!
GrandVJからOBSへ映像を送る
ソースタブの+ボタンから、NDI™Sourceを選択します。
NDIsourcesからGrandVJ outputを選択するとGrandVJの映像が出てきます!あとはカメラ映像と組み合わせたりして自由に配信を楽しんでください!
ちなみに映像をやりとりできるのは、
- GrandVJとOBSを同時に起動する
- GrandVJを立ち上げているPCと、OBSを立ち上げているPCを同一のネットワークに接続する
- 有線LANでPC同士を接続する
といった方法があります。シーンにあった方法でNDIを活用していきましょう!