新しいPro-C 3の推し機能Vol.2
前回はPro-Q 4のインスタンスリストにPro-C 3が表示され、操作も可能になったことをお伝えしました。使ってみた方いらっしゃいますか?慣れると作業時間が短縮することができるようになります。
FabFileterではこのシステムを用いてPro-Q 4上にすべての対応したFabFilterプラグインを表示し一括でプラグインの操作をするということを「Modular Channel Strip」と呼んでいますね。なるほど、そういうことか…。
この機能は使ってみるとトラック全体を俯瞰的に見れて良いなって思います。できることなら、他のプラグインメーカーもこのプラットフォームに乗ってくれないかなぁ。
さて、今回は「推し機能」の第2回。
これも使いだしたら便利なんじゃないでしょうか。ダンスミュージックには欠かせないサイドチェーンコンプ。
今回はサイドチェーン、しかもトリガーについてお伝えしようかと思います。
サイドチェーンのトリガー先が豊富になった
一般的なサイドチェーンというと他のトラックのソースをトリガーとしてコンプレッサーを作動させることを指しているのではないかと思うのですが、Pro-C 3では異なる方法でコンプレッサーを動かすことができるようになりました。
それぞれシチュエーションや欲しい音によって使い分けることができて便利っすね~。
トリガーは3通りの中から選択することができます。
- 通常のトリガー方法
- MIDI信号
- ホストアプリとのテンポシンク
1.に関しては新しい機能ではないので、今回は省きますね。
MIDI信号を利用したサイドチェーンのトリガー
MIDI信号をターゲットにした場合、安直に考えるとMIDIのテンポシンクが考えられますね。
それだったら、次項のホストアプリとのシンクを使う必要が無くなってしまうし…。もしかして、、、と試してみました。
まず、画面を見てみましょう。
設定する項目がほぼありません。
仕組みとしては、MIDIノートオン・メッセージをトリガーとして使用し、DAW上で独自のトリガーパターンを作成することが可能になります。音が入力された瞬間に「最大ボリュームの信号がサイドチェーンに送られた」とプラグインが認識するため、確実に、かつ深くコンプレッションをかけることができるということですね。
ホストアプリとのテンポシンク
続いて、ホストアプリとのテンポシンクです。
DAWで設定したテンポに合わせてサイドチェーンが発動する感じですね。モード選択をホストシンクに切り替えるだけでDAWで設定したテンポにシンク完了です。
あと音価、オフセット、レングスを調整するだけの超〜簡単設定です。
4つ打ちのビートでベースにキックの音を引っ掛ける使い方では、ホストシンクの方がセッティング早いかも。
一応、テンプレート的な音色がプリセットに入っているので試してみてもいいかも。
もちろんフィルターも最&高
サイドチェーンを使う場合、フィルターをかけることが多くあるのですが、Pro-C 3に搭載されているフィルターは、Pro-Q 4譲りのクオリティを備えていて、Q 4に搭載されているすべてのカーブを利用可能できるし、作成したそのバンドのミッドやサイドのみの信号をターゲットにできるなど、自由自在ですね。
まとめ
サイドチェーンにも新しい方法が出てきてよりクリエイティブな使い方ができるようになってきましたね。今まで通りの方法でもできると思いますが、より積極的な方法で、とか新しい使い方を生み出していくのもありかな、と感じました。
次回もPro-C 3の推し機能を紹介する予定です。お楽しみに!








