(2015/04/22)
vol.2でいきなり他のRobPapen製品と同じようなパラメータなので割愛!とオシレータの機能説明を省くという横暴さをもってお送りしている当連載。
今回は一度切って捨てたにも関わらずオシレータの話しを書くという横暴さをお見せしようと思います。
正確にはWAVEFORMのお話しです。
RAWのWAVEFORMの種類は無限。
当連載vol.2でRAWのWAVEFORMは8種類と解説しました。
マニュアルにもそのように表記されています。
あれはウソです。
えぇウソですとも。
RAWのオシレータのWAVEFORM選択プルダウンメニューをクリックすると、以下のWAVEFORMが選択できます。
Sine、Saw、Square、Triangle、W.Noise、P.noise、User 1、User 2で…8種類じゃないか!という話しなのですが、この中で注目したいのがUser 1とUser 2。
これは使用者がWAVEFORMを自由に描画できる機能で、2つあるのはオシレータ1とオシレータ2で別のWAVEFORMを使用できるようにするためです。
WAVEFORMの描画はオシレータ下のセクションでWAVEボタンをクリックして表示される場所で行います。
WAVEFORMを描いたり選んだり
ユーザー波形の描画はとても簡単です。
赤枠部分でUser 1とUser 2を選択して、黄枠部分で描いたり消したりやり直したりします。
説明が大雑把過ぎました。
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POINT:エンピツツールのように自由にWAVEFORMを描画します
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LINE:開始点から終了点をドラッグして直線を描画します
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ERASE:消しゴムツールのように、クリックまたはドラッグした範囲を消去します
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UNDO:直前の操作を取り消します
青枠部分には200以上のプリセットが用意されています。
どういう形で描画するとどういう音になるのか??というのは、サイン波や矩形波やノコギリ波などのメジャーなものならすぐにイメージが湧く人も多いと思いますが、複雑な形となると波形からサウンドのイメージができる人はそうそういないと思います。
ですので、プリセットを適当に選んで演奏してみると波形とサウンドが同時に確認できて面白いですよ!
では実際にWAVEFORMを描画しているところを動画でご確認ください。
いかがでしょうか。
波形から音がイメージできなくても、プリセットを選択して適当に描画し直してみると良い感じのサウンドが飛び出すことがあるのでいろいろ試して遊んでみてください。
それではまた次回!!
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