Rob Papen製品は今が買い!!

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(2014/02/25)

Rob Papen空間系エフェクターRP-AMOD

先日のNAMM SHOW 2014にてBLUE-Ⅱを発表し、高い注目を集めているRob Papen社ですが、そんなRob Papen社から全てのRob Papenユーザー様へ嬉しいプレゼントがあります。

Rob Papen製品を1つでもお持ちであれば、空間系エフェクターRP-AMODの無償ダウンロードが行えます!

RP-AMODのダウンロード / アクティベート方法は、こちらから。

RobPapenユーザーにエフェクトプラグインRP-AMOD無償配布!

別の見方をすれば、今Rob Papen製品を購入すると、このRP-AMODが無償で提供されます!空間系エフェクトは、どんなジャンルの楽曲でも使用機会はあるので、これは嬉しいニュースですね。

また、このRP-AMODは一癖も二癖もあるRob Papenらしいエフェクターに仕上がっていますが、音作りの考え方はシンプルで、プリセットも充実しています。

そのため、エフェクトに関する知識なしでも、楽しみながら音作りが行えます。

そんなRP-AMODですが、まずは全体パネルを確認しましょう。

AMOD

非常にスッキリとまとまっており、音作りの考え方もシンプルです。

AUDIO MODULATE 1(以下AM1と略)、AUDIO MODULATE 2(以下AM2と略)にそれぞれモジュレーション・エフェクトを設定し、AM1とAM2をどのように組み合わせるかで、出力音が大きく変化します。

AMOD

AM1、AM2で設定できるエフェクトは、Chorus、Tape Chorus、Ensemble、Flanger、Tape Flanger、Phaser、Analogue Phaser、Tremeloの計8種類。

必要とされるモジュレーション・エフェクトは全て揃っています。

※ 弊社ウェブページではミックス・ダウンで使用するエフェクト解説の連載も行っております。空間系エフェクト フランジャーについての詳細は、

Mixcraft 6で音と映像をミックス Vol.27!をご覧ください。

これらモジュレーション・エフェクトの組み合わせは、このRoutingパネルで設定します。

AMOD

Routingパネルで選択できる組み合わせは、Parallel、Serial、6/ 12 / 24 db Splitの計5種類!

この組み合わせ方ですが、ちょっと解説を入れます。

– Parallel(並列)

RP-AMODに入力されたオーディオ信号は2つに分割され、AM1、AM2にそれぞれオーディオ信号が入力され、エフェクト処理が行われます。

AMODz1

– Serial(直列)

RP-AMODに入力されたオーディオ信号はAM1に入力・エフェクト処理が行われ、AM1でエフェクト処理が行われたオーディオ信号はAM2に入力され、エフェクト処理が行われます。

AMOD

– 6 / 12 / 24 db

RP-AMODに入力されたオーディオ信号は、ローパス・フィルターに入力・フィルタ処理が行われ、その出力はAM1に入力されます。
AM1でエフェクト処理が行われたオーディオ信号は、ハイパス・フィルターに入力・フィルタ処理が行われ、AM2に入力・エフェクト処理されます。

AMODz3

この直列、並列といった考え方、どこかで見たことありませんか?

そう、Rob Papen BLUEでは、それぞれエフェクト / フィルタのつなぎ方をSerial(直列)、Parallel(並列)と選択できました。

では、このParallelとSerialでどの程度違いが生じるか実験を行ってみます。

そのために、以下のドラム音源を用意しました。

このドラム音源に、Bank : 03 Drums 01 Preset : 003 drums CrazyFlange03をかけました。

AM1、AM2ともにTape Flangerが設定されており、接続方法はParallelです。

AMOD

次に、接続方法をParallelからSerialに変更しました。その他の設定は、先ほどと同じです。

AMOD

Parallel時と比べて、Serialでは、AM1でフランジャーがかかった音に対し、さらにAM2でフランジャーがかかるため、効果が深くなります。

このように、AM1、AM2でエフェクトを選択し、その組み合わせをRoutingで設定するだけで、様々な音作りが可能です。

しかも、操作する場所は3カ所だけなので、非常に簡単ですね!

AMOD

もちろん、RP-AMODはプリセットも充実しています。

Rob Papen製品は、プリセットのタイプがBankごとにまとめられており、求める音色の検索がとてもスムーズに行えます。

RP-AMODも00 Introduction、01 Vocal 01、02 Instrument 01、03 Drums 01、04 EDIT、04 Oddlction、04 Rob FabrieとBankが用意されており、それぞれのBankに大量のプリセットが用意されています。

これらプリセットを少しだけ試してみましょう!

※以下音源は、前半に元音源、後半にRP-AMODがかかった音源が流れます。

– Bank : 02 Instrument 01 Preset : 016 guitar smooth

– Bank : 03 Drums 01 Preset : 013 drums PhaseFlanga 03

– Bank : 02 Instrument 01 Preset : 018 synth chorus para 01

お聴きいただいた通り、RP-AMODは、あらゆる場面に対応できるクオリティーの高いプリセットを用意しています。

このようにRP-AMODは、音作りの考え方もシンプルで、なおかつ多彩なプリセットも用意されている即戦力となる複合型空間系エフェクトです。

Rob Papen製品の購入を検討中の方は、今がチャンスですよ!