The Scene【GrandVJ】 Vol.1 ~星乃ちろる~

投稿カテゴリー:イベント
投稿公開日:2015年5月21日
投稿者:ふかし

ステージ演出の現場：GrandVJ2 × アイドル界の松岡修造

先日、2ヶ月余りにわたって行われた、とある投票制のコンテストイベントがありまして、その中で、ソロ・シンガーながらGrandVJ2を使用した映像演出を駆使している出演者がいらっしゃいました。

その現場映像がこちら！

Step Up

虹のむこうへ

日本全国で精力的に活動中のアイドルシンガー、星乃ちろるさんです。

元気と気合いに満ちた、アイドルらしからぬ力強いステージングで、ファンの方々からは「アイドル界の松岡修造」との呼び声も高いちろるさん、今回のコンテストでは準々決勝、準決勝、決勝の3回にわたり、初めてGrandVJ2による映像演出を導入されたそうです。

通常では、なかなかコンサート等の現場レポートはできないのですが、後日お時間を頂き、ちろるさんに詳しいお話を伺う事ができました。

今までになく、自信を持ってステージに立てた

ふかし：
まず、ステージに映像演出を導入しようとしたきっかけは何ですか？

星乃ちろる：
投票制のコンテストに出場が決まったのですが、他の出場者のみなさんはユニットやバンド形式の方が多かったので、なにかソロでもステージ映えする方法はないかなと悩んでいました。

今回のコンテストの会場となるステージは背景が白い壁だったので、じゃあここになにか映像が映っていたら可愛いじゃないかと。

星乃ちろる：
これまでスクリーンの前でパフォーマンスした経験は無かったんですが、前々からの憧れとして、曲に合わせて背景にPVが流れたてらいいなとか、サビの時にみんなで歌えるよう、歌詞がテロップで出てたらうれしいな、ということは考えていました。

そんな時に映像の専門家の方とお会いして相談したところ、短い準備期間にもかかわらず引き受けて頂けたんです。

ふかし：
実際に背景に映像が流れると、普段のご自身のパフォーマンスと比べて、何か違いは生まれますか？

星乃ちろる：
やってみて驚いたんですが、普段一人でステージに立っているとの比べると、ものすごい安心感というか、一人じゃないという感じがして、これまでになく自信を持ってパフォーマンスができました。

星乃ちろる：
お客さんをあおったりとか、さぁここから盛り上がるよー！みたいな事はVJに任せて、すごく自分のパフォーマンスに集中できましたね。
私のライブに何度も来てくれている人たちも、ステージに映像が流れた瞬間、「なんかいつもと違うぞ！」という雰囲気で、いつもより気合いを入れて盛り上がってくれた気がします。

星乃ちろる：
いつもライブに来てくれるファンの方が、サビになると一番前で歌詞のパネルを広げてくれるんですけど、今回のコンテストでは会場がぎゅうぎゅうだったのに、大きなテロップのおかげで、後ろの方の人もたくさん歌ってくれて嬉しかったです。

ふかし：
現場でのリハーサルや、事前の打合せなどはどのように？

星乃ちろる：
大勢のユニットやバンドが出演するイベントだったので、機材の置き場所などが当日まで分かりませんでした。
VJさんから、事前に全体の構成が分かるようなラフ動画をもらって確認をするくらいで、基本的には本番一発勝負です。リハーサル時間が10分しかない中で歌のリハーサルと機材の設定をしなきゃいけないし、出場者同士の転換時間は2～3分しかありませんでした。

ふかし：
映像をみると、PVとテロップだけでなく、さまざまな映像素材が使用されています。

星乃ちろる：
VJさんが、曲のイメージにあうような奥行き感のある映像を用意してくれたのと、他の曲のPVや、過去のライブ映像をまぜて使ってくれました。

決勝の時には、準決勝や準々決勝の時に撮影したライブ映像も混ぜてもらって、すごくかっこ良かったです。

ふかし：
今後、もっとこんな風に活用したい！みたいなアイデアはありますか？

星乃ちろる：
2014年のツアーでは、宇宙旅行がテーマだったんです。
SEや衣装を工夫して全体の世界観を作って、私がみなさんを宇宙旅行に案内するという演出でした。
その時に映像演出も使えていれば、もっと楽に分かりやすく出来たと思います。
ソロでやっているとどうしても大道具などは持込めないし、頑張っても風船を並べるくらいしかできなくて。