Catch UP Bitwig Studio【vol.4】

Catch UP Bitwig Studio【vol.4】

いよいよBitwig Studioの新バージョン3.1が正式に公開となり、今回の記事でも紹介している新機能をお楽しみいただけるようになりました!

Bitwig Studio 3なら、指一本で自動演奏も可能!?【後編】

前編では下準備として、一つの鍵盤を弾くとダイアトニック・コードが弾ける状態まで設定しました。

後編では、ダイアトニック・コードの三和音のタイミングをずらして鳴らし、ランダムなアルペジオパターンを、指一本で演奏できるようにしていきたいと思います。

まず、「Note FX Layer」を立ち上げます。

  • 「Multi-Note」デバイスを選択した状態で、右クリックから「Group」をクリック

※以下の動画に音声はありません。

「Multi-Note」の前段階で、Note FXデバイスを並列で並べられるようになりました。

続いて、

  • 「Note FX Layer」のモジュレーターを表示
  • 「Multi-Note」のモジュレーターにロードされている「Pitch-12」を「Note FX Layer」のモジュレーターにドラッグアンドドロップで移動

(ドロップ時、Windowsの場合は[alt]、Macの場合[option]を押しながら)

※以下の動画は無音です。

「Pitch-12」から各マッピングのアサイン情報が適用されたまま移動できました。

続いて「Time Shift」を3つ使って三和音の鳴らすタイミングをずらす設定を行います。

  • 「Multi-Note」の前段階に「Time Shift」をロード
  • 一つ目の「Time Shift」は、「Multi-Note」のピッチシフトが「+16」と「+7」になっている部分は非アクティブ
  • 二つ目の「Time Shift」は30.0ms発音遅らせて、「Multi-Note」の「+16」のみアクティブに設定
  • 三つ目の「Time Shift」を複製し、発音を80.0ms遅くなるように設定し、「+7」のみアクティブに設定

(Time Shiftの複製は、Windowsの場合[ctrl+D]、Macの場合[⌘+D]で可能です。)

※以下の動画は15秒あたりから音が出ます。音量にご注意ください。

この設定を行うことで、一つの鍵盤を弾けば、三和音のタイミングをずらして発音できるようになりました。

次にアルペジエーターの設定をします。

  • 音源の「KONTAKT」の前段階に「Note FX Layer」をロード
  • 「Note FX Layer」の中に「Note Pitch Shifter」をロードし、その後段階に「Arpeggiator」をロード
  • 「Arpeggiator」のステップ数は1に設定し、レートを1/8、アルペジオのパターンはランダムに設定

 

続いてアルペジオで鳴っている音のベロシティのランダマイズをします。

  • 「Arpeggiator」のモジュレーターに「Randam」をロードし、パラメーターを「Arpeggiator」のベロシティにマッピング
  • さらに「Arpeggiator」を複製して重ね、オクターブレンジを「2oct」に変更

上記の方法で、広い音域でのアルペジオが鳴るように設定していきます。

※以下の動画は24秒あたりから音が出ます。音量にご注意ください。

アルペジオのフレーズが1オクターブと2オクターブの範囲でランダムに鳴るようになりました。

ここまで鍵盤は一つの指でしか弾いていませんが、自動演奏っぽくなってきました。

ここからさらにアルペジオの音を追加していきます。

  • 上記の方法と同様に「Arpeggiator」を複製し、前段階に「Note Pitch Shifter」を追加
  • 1オクターブ高い音が鳴るように「+1」にして、「Arpeggiator」のオクターブレンジを「1oct」、レートを1/4に設定

※以下の動画は25秒あたりから音が出ます。音量にご注意ください。

先ほどより1オクターブ高い音が、頻度が少なく(1/4に設定したので)鳴るようになりました。

以上で設定は完了です。細かい調整とディレイやリバーブを追加して最後に聞いてみましょう。

もちろん実際のピアノ演奏と雰囲気は異なりますが、指一本でコードとランダムなアルペジオを鳴らすことで自動演奏っぽいことができました!

現在はコードガイドのようなソフトウェアもありますが、今回のように自分で演奏パターンを微調整しながら組み立てられるのは、各デバイスに、個々のモジュレーターをロードできるBitwig Studioならではと言えるのではないでしょうか!?

前編、後編に渡ってバージョン3.1 から搭載の新デバイス【Pitch-12】を活用した【指一本で自動演奏も可能!?】な方法をご紹介しました!
前編でもお伝えしましたが、今回ご紹介の方法は「Polarity Music」さんの動画を参考にご紹介しています。

ここまで、【Micro-Pitch】【Pitch-12】をご紹介しました。
次回はバージョン3.1のその他の新機能をチェックしてみたいと思います!

これからも、Bitwig Studioをお楽しみください!

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オバラ

DJをきっかけに音楽にハマり、気付けば二児の父。製品の魅力をお伝えします。