Bitwig Studio 5.3.5がリリースされました。
以前のバージョンは、以下のページからダウンロードできます。
https://www.bitwig.com/en/previous_releases.html
システム要件
- Windows:Windows 10 〜 11(すべて64bit)およびDirectX 11以上
- Mac:macOS 10.15(”Catalina”)以上
- Linux:Flatpak最新ディストリビューション、またはUbuntu 22.04以上、およびDX11-level Vulkan以上
- CPU:SSE4.1対応のCPU、64-bit Intel または Apple Silicon CPU
Bitwig Studio 5.3.5 [2025年4月4日リリース]
修正点
- オーディオシステムに関する修正:
- Combined Audio Deviceが見つからない場合に、エラーの代わりに以前使用していたオーディオデバイスへの自動切替 [37960]
- ブロックサイズ設定におけるレイテンシー表示のサンプルレート考慮 [38021]
- Windows ASIO:ランダムクラッシュの修正
- プロジェクトまたはテンプレート再読み込み後のノートトラックへのMIDI入力の途切れ修正 [38027]
- プロジェクトマッピングがある状態で、同一トラックの空スロットにLauncherクリップを貼り付けた際のクラッシュ修正 [32894]
Bitwig Studio 5.3.4 [2025年3月27日リリース]
※ バージョン5.3.4の正式リリースはスキップされました。
修正点
- Micro-pitch(Note FX):EDOモードでのInterval設定のモジュレーション表示 [36215]
- SF2ファイルの「お気に入り」および「コレクション」への表示対応 [36849]
- Detail Editor Panelでのランダムクラッシュの修正(リグレッション) [37990]
- Windows:MP3のエンコード/デコード機能の復旧(リグレッション) [37992, 37991]
- Linux PipeWire:ステレオペアの検出精度向上 [37746]
Bitwig Studio 5.3.3 [2025年3月25日リリース]
※ バージョン5.3.3の正式リリースはスキップされました。
改善点
- JackやPipeWireなどのオーディオシステムにおける永続的な名前付きバスの定義機能
- 外部パッチングツール(qjackctl、Helvum等)による自由なルーティング
- 各種モジュレーターの改善
- デフォルト値のロード時設定との整合性向上
- Audio Sidechain、Envelope Follower、MIDI、ADSR、AHDSR、AHDなどのスコープ表示の改善
- QuantizeやSample and Hold等にPOLYボタンの追加(Per-voice設定切替)
- POLYボタンがないモジュレーターにもインスペクターパネル内での説明追加
- コントロールサーフェスAPIのバージョン21への更新(タイムラインスクロール・ズーム対応等)
修正点
- オーディオシステムに関する修正:
- 特定インターフェース使用時のクラッシュ修正 [37698]
- macOS:Core Audio非協力時の安定したブロックサイズ取得 [37948]
- macOS:ブロックサイズ変更時のランダムなエンジンクラッシュ修正 [37934]
- Linux PipeWire:エンジン起動時クラッシュの修正 [37877]
- Master Recordingに関する修正:
- 録音ビット深度の設定反映
- 「プロジェクトのMaster Recordingを表示」ボタンの機能修正(ブラウザーパネルの表示)
- クリップの「Do next action」設定無効化の正常動作 [37850]
- v9 Hat Closed他:ピッチ差による音色差異の修正(Keytracking Mode無効時) [37838]
- Mixer(Mix)Gridモジュールにおけるパン機能のリグレッション修正 [37882]
- ボタン型モジュレーターのLauncherオートメーション上書きの初回動作修正 [37738]
- FXトラックのセンドオートメーション付きクリップのコピーペースト機能の正常化 [29871]
- アブソリュート・ハードウェア・コントロール用のシーケンスMIDIイベント・マッチャーの不具合修正 [37916]
- プラグイン:オーディオを出力しないプラグインのレイテンシー変更の反映処理修正
- CLAP:CLAP 1.2.6への対応と、スタック型ミニカーブ表示の実装