(2015/04/21)
Windowsユーザーの皆さんはインストール時にVSTプラグインのインストール先を指定するので、プラグインの階層表示というかジャンル毎だったりメーカー毎だったりでフォルダーにまとめて表示するというのが割と普通に感じると思います。
Macintoshの場合はインストール先が決まっているので、プラグインメーカー側が設定していない場合基本的にすべて一括表示されます。
使用するプラグイン数が少なければ特に問題ないのですが、プラグインが数十種類セットになっている製品を複数持っていたりするともう大変。
そこで、MacバージョンのBITWIG STUDIOでもプラグインをフォルダ管理しようというわけですよ!
■ 記事一覧/もくじ:BITWIG STUDIOで良い感じに音楽を作ろう!
ファインダー側で整理してしまう
Macの場合、VSTプラグインは以下のディレクトリにインストールされます。
- Macintosh HD / ライブラリ / Audio / Plug-Ins / VST
BITWIG STUDIOは、このVSTフォルダを参照しているだけなので、このフォルダ内にさらにフォルダを作成してvstファイルを移動すると、BITWIG STUDIOのブラウザでも同じように表示されます。
この画像では、VSTフォルダ内に4つのフォルダを追加していて、VSTフォルダ直下に置いてあるArKaos ConnectとLiquid Rhythmはプラグインそのものが見えています。
画像ではメーカー毎に分けていますが、お気に入りのプラグインをまとめておいたり、リバーブやコンプなどプラグインの種類ごとに分けておいたり、好みに合わせて整理できますね。
1点だけ、BITWIG STUDIOは2バイト文字を認識することができないので、作成するフォルダは半角英数で名前をつけないと表示できない点に注意が必要です。
プラグインロケーションも追加できる
Win / Mac共にブラウザのDevice and Presets内のどこかで右クリック(Macの場合はcontrol+クリック)して表示されるメニューの『Add Plug-in Location』をクリックすると、プラグインロケーションを追加できます。
前項で書いた方法はVSTフォルダ内を直接整理しましたが、他のフォルダでプラグインを管理したい場合に、Add Plug-in Locationでフォルダを追加すると、そのフォルダをプラグインフォルダとして使用することができます。
Add Plug-in Locationで追加したフォルダはプラグインフォルダとして認識するので、アイコンもプラグインのものに設定されます。
ここでも追加するフォルダの名称は半角英数で入力しないと認識できないので注意してくださいね。
注意と言えば、プラグインのインストール後にフォルダを移動した場合、アップデートが正常に行なえない場合や、別の場所にインストールされるという場合があるので注意が必要です。
アップデート時にファイルを移動する手間が面倒だったり、いまいち良く判らないという場合はプラグインファイルの移動は行わない方が良さそうなので、今回の内容は念のため自己責任ということでお願いします。
といったところで今回はこの辺で。
引き続きBITWIG STUDIOで良い感じに音楽制作を楽しんでください!
それではまた次回!!