Top > チュートリアル > 【連載】BITWIG STUDIOで良い感じに音楽を作ろう!【50】

【連載】BITWIG STUDIOで良い感じに音楽を作ろう!【50】

(2015/04/14)

ここ数回BITWIG STUDIOの内蔵Samplerデバイスの解説を行っています。

BITWIG STUDIOのSamplerはとてもシンプルで、必要最低限の機能をバランス良く配置しているというイメージですが、このSamplerを使いこなせるようになれば、サードパーティ製の高機能なソフトウェア・サンプラーも更に使いこなせるようになると思うので、これまでサンプラーを使用していなかったという人は特に、BITWIG STUDIOのSamplerデバイスで楽しみながら覚えてくださいまし!

スネアひとつとっても様々な音が出るわけで

前回Samplerデバイスに複数のサンプルをロードしてドラムキットを作成するというような内容をお送りしました。

要約すると『どの鍵盤にどのサンプルを割り当てるか決めてその範囲にロードする』というだけでした。

サンプルをロードしたら鍵盤を演奏するとそのサンプルがトリガー(再生)されるというわけですね。

もうずいぶん前のことですが、初めてサンプラーを使い始めた頃、好きなサンプルを演奏できるのが楽しくてマイクとレコーダーを持って出掛けて、レンガが割れる音をサンプリングしたり、ボールがバウンドする音をサンプリングしたりして、オリジナルのドラムキットを作成するのがとても楽しかった覚えがあります。

自分でサンプリングした音源で作成した自分だけの音源というのはそれだけで個性が出ますし、やはりサンプラーはサウンドを操ってる感がとても楽しいものです。

さて、前回はサンプルを任意の鍵盤に割り当てるところまででしたが、今回は鍵盤の中で更に細分化する場合の設定方法です。

どういうことかというと、例えばスネアドラムの音をイメージしてください。

とてもアタックの強い抜けの良い音と表面をスティックで撫でているくらいの音ではまったく印象が違いますよね?

ひとつの楽器の中でもまったく異なるサウンドが出てくるものというのは珍しくありません。

これをサンプラーではベロシティごとにサンプルを切り替えて、ベロシティの値が1から40の時はこのサンプル、41から80の時はこのサンプルを使うというような設定を行うことで、よりリアルに、またはよりトリッキーなサウンドを作成できるというわけなのですね。

ベロシティ毎のサンプル設定もドラッグ&ドロップで

鍵盤にサンプルを割り当てる場合はドロップする場所の上下で設定範囲を変更できました。

ベロシティごとにトリガーするサンプルを変更する場合は、ドラッグ&ドロップで鍵盤にサンプルを割り当てたあと、上下にドラッグしてベロシティ範囲を変更します。

数値で直接指定する場合はRangeのvelで最低値と最高値個別設定できます。

range

上下にドラッグするか、ダブルクリックで直接入力します。

ベロシティ毎にサンプルを設定する手順の動画を用意しました。

いかがでしょう。
シンプルな操作でサンプルを追加/設定して簡単にオリジナルのインストゥルメントが作成できるのが伝わったでしょうか。

それから、Multi Sampleにはこれらのサンプルを鍵盤に割り当ててベロシティ設定も行われた状態のファイルが集まっているということなのですね。

今までSamplerを使っていなかった、またはMulti Sampleをロードして使っていただけだったという人は、この機会にオリジナルのサンプルをロードして簡単なインストゥルメントを作成してみてください。

音を操る楽しさが更に増すと思いますよ♪
といったところでSampler編はこれにて終了!

引き続きBITWIG STUDIOで良い感じに音楽制作を楽しんでください!

それではまた次回!!