暑くなったり涼しくなったりで体が付いていきませんね。あんまりひかなかった風邪を今年は3回ひきました。
麻疹も流行っているようだし、みなさんも気を付けてくださいね。
さて、“Bitwigでいこう”と言いながら全然Bitwig Studio 2の使い方に入っていけていないことに気が付いて驚愕しています。(笑)
しかし、今回も前回の宣言通りRob Papenの“Go2”について触れたいと思います。
Bitwig Studio 2を起動すると、右上にこんなアラートが現れます。
お!?アップデートがあるんですね。こういうお知らせをしてくれるっていいですね。メールマガジンで知らせが届くものはよくありますし、最近ではマネージメントソフトがあって、それが教えてくれるものもあります。どちらにしろメーカーとコミュニケーションとれてる感じがしてうれしいっす。さっそくダウンロード&インストールしてみようっと。
オシレーターの仕組みを探る
Go2のオシレーターは独特で、2つの波形を組み合わせ使用することができるのですが、それをミックスするだけではなく、WAVE AからWAVE Bにモーフィングさせたりすることができます。
この図では、WAVE Aにノコギリ波、WAVE Bにサイン波を選択して、それらをミックスできるようにしています。
左側に見える球を中央に動かすと…..
ノコギリ波とサイン波の中間のような波形になりますね。
右側に行くとサイン波になります。
これをオートメーションで左右に流れるようにしたり、その軌跡をエディットして自由に動かすことも可能です。
ディスプレイ上部にあるボタンを押してリアルタイムに調節(LIVE)、軌跡を記録(REC)、またはその再生(PLAY)することができます。
今回は波形がわかりやすいようにノコギリ波とサイン波を使用していますが、波形のバリエーションもたくさんあります。
画面左にあるノブの左のバーは、それぞれのオシレーターがどれくらい影響を与えるかを決定します。
中央で50:50になります。
画面右側に4つ並んでいるノブは、X軸、Y軸にそれぞれ2つのパラメーターをアサインする事ができ、波形をモーフィングさせつつ他の効果を生み出すことができます。
この設定だと、ポイントを右に動かすとサイン波になり、しかもパンが右に振られます。
左に動かすとノコギリ波になり、パンが左に動きます。
そして上下に動かすことでピッチが上下する….というような感じです。
このパラメーターも非常に多くのバリエーションがあってオシレーター、フィルター、アンプ、モジュレーションなどのパラメーターをアサインする事ができます。
つまみを多く回すほど適用量が大きくなり、右に回すとポジティブ、左に回すとネガティブな値を適用します。
このオシレーターパートを使いこなすと、今までのシンセではなかなか得られなかった効果を生み出すことができるので、音作りも楽しくなりますね。
ぜひ試してみてください!