秋の国内のイベントラッシュが終わってブラックマンデーが終わり、年が明けたかと思ったら今日(日本時間24日深夜)からカリフォルニア州アナハイムでNAMM Showが始まります。
今回、Bitwig Studioはバージョン3のリリースを発表し、ますます多機能に成長していきますね。
他にもディリゲント取り扱い製品のニュースがありそうなので、現地特派員からのレポートを楽しみに待ちましょう。
さぁ打ち込んでクオンタイズ
8小節分ドラムを打ち込んでみました。
細かい部分を見たいのでズームしようと思ったのですが….あれ?どうやってやるんだろう?
他のDAWから乗り換え組の人たちは一瞬悩むでしょうね。
前回も書いたように下のツールバーに操作のガイドが出てたりします。
CTRL + ALT + DRAG = ZOOMって書いてありますけど、今Macで作業しているのですが….。
このあたりの可愛いミスはバージョンアップで直ってると良いですね(笑)。Control + Option + ドラッグでズームできました。
そして、ズームしてみると結構ずれていますね。。。
こういうのは一般的にクオンタイズですね。クオンタイズしたいノートを選んでキーボードの“Q”を押すだけの簡単な作業ですが!
そんなのいちいち面倒で、きっちりとグリッドにあったノートだけをレコーディングしたい!という人のために、こんな機能があります。
またもやセッティングページを開き(command (Ctrl) + ,)、レコーディングの欄をみると“Recording quantization”という項目があります。
ここで音価(1/4~1/32、Off)を選択すると自動的にそのタイミングにクオンタイズされるようになります。
その下のチェックボックスにチェックを入れておくと、ノートの長さもクオンタイズされます。
これは、ポップスやロックを作るときにも当然有効な手段ですが、ハウスやテクノ、EDMなどのダンスミュージックでは威力を発揮するかもしれませんね。
あとは、“Q”だけでなく、“Option (alt) + Q”でどのようにクオンタイズするか細かく設定することも可能です。
アレンジビューのグリッドの設定に合わせる場合は、Grid ModeをEditerに設定すればそれで終了です。
もっと細かく設定したい場合はCustomを選択して設定します(グリッドに合わせるようにした方がわかりやすいかも)。
あとは、右側のshuffleやHumanizeなどでフィーリングを出したりすることも可能です。
でもさぁ….あれぇ??
スウィング設定とかないのかなぁ…って、shuffleがスウィング設定でした(苦笑)。
16分でスウィングさせたいときに、カスタムグリッドで1/16を選んでshuffleを調整するだけです。
ただ、このパーセンテージが他のDAWとは計算式というか、算出方法が違うらしく、思ったよりも急激にかかります。微妙にハネさせたいのであれば10%前後で充分です。
こんな感じで作るシーンやジャンル、好みに応じて選んでいけばいいかなぁなんて思ってます。
さて、次はベースを打ち込まなきゃ~。