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Bitwig でいこう! vol.19

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

この年末年始は長めに休みが取れた人も多いようで、お出かけになった人もいるでしょうし、私のように家に籠っていた人もいるでしょう。

私は、年末年始に恒例となっている儀式がありまして…。

「デスクトップの整理」
年間通して作業しているとデスクトップに置き去りにしたままのファイルやフォルダがあったりして散らかることがあります(ないですか?)。ダウンロードしたファイルを放ったままにしてたり…。あんまりデスクトップにファイルやフォルダを置いたままにしておくのは(見栄え的にも)良くないので定期的に整理してます。

「データの整理&バックアップ」
作業しているうちにバラバラなところに保存してたり、終わったプロジェクトのデータが残ってたりするので、それらを整理してます。
大事なデータはメインで使用しているHDDだけでなく、他の安全な場所にも残しておいた方が安心ですね。

ずっとメインのHDDに入れておくと、日々の作業で使うファイルを探し出すのが面倒になることが多くなりますし、容量的な問題もありますし。

たまに以前に作ったあの曲をもう一回手を加えたいなぁ…なんて思うこともあるので、わかりやすく整理しましょう。

Bitwig Studioの話に戻りましょう。 ~ちょっとしたトラブル~

あれ? MIDIキーボードの信号を認識してない….。

いつもこのコラムを書くときは、Windowsを使っているのですが、たまにはMacを使ってみようと思い、起動してインストゥルメントトラック作って…あれ?鳴らない…。

試しにMacにインストールしている他のDAWを起動してチェックしたら問題なく音は出る。

ん~、なんでだろう….。

セッティングページを確認してみましょう。

セッティングページを開く方法はいくつかあって、一つは“FILE”メニューのSettings、またはShow Dashboardを選択、もう一つは画面中央上部のBitwigアイコンをクリック(これ便利!)

あれ?“Controllers”タブに何も表示されてない!これが原因でした。

プルダウンメニュー“Add”をクリックして現在接続しているキーボードを選択してください。

現在KOMPLETE KONTROL S61を使用しているので、表示されている“ポート1、2、DAW-1”のすべてを選択してください。

入出力ともに同じような設定にしましょう。

やっと無事に音が出た~。

さぁ作り始めましょう! ~あれ?音が小さい~

無事に整ったところで、曲作りを始めていきましょう。多くのDAWと同じようなアレンジビューを使用して曲を作ってみようと思います。いくつかの基本的な操作に関しては、皆さんご存知だと思うので、割愛する部分が多くなると思います~。

ドラムをセッティングしてみて、音を出したところ….音がちょっと小さいかなぁと感じてミキサーでレベルを確認。

この確認方法は、ミキサーのフェーダー上にマウスを置くと、下のツールバーに設定値、コントロールして得られる効果、その他のコントロール方法(この場合、コマンド+クリックで値を数値入力可)とデフォルトに戻る方法が表示されます。

これって助かるわー。

-10.0dBになってますね。他のDAWをきちんと確認していませんが、たぶん….0dBになってるような気がします。

またセッティングページを開いてみましょう。

今度は“Behavior”タブを見てみます。上から三段目の“Defaults”で新しいトラックのボリュームを設定することができます。

これが“-10.0dB”になっていたので“0dB”に修正して完了です。

この設定は、新しく作ったトラックに対して有効なので、もともとあったトラックはマニュアルで変更する必要があります。

これで快適に作業できるかな?というところでお時間が来てしまいました。

次回を楽しみにしてくださいねー。

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BITWIG STUDIO 2

音楽制作とパフォーマンス

福地 智也

Jimmy Nolen、Nile Rodgers等に影響を受け、 Blues, Soul, Funkをこよなく愛す。ギタープレーヤーとして杏里、倖田來未、片瀬那奈、さんみゅ~、楠田亜衣奈等のレコーディング、佐藤康恵のライブに参加、同サポートバンドでは、バンドマスターを務める。ギター 演奏、音楽制作のみならず、楽器、DAWのセミナー、デモンストレーションでは、難しい用語を使わずに、誰にでもわかりやすい内容が評価を受けてい る。 https://www.dopewire.net/