AutoTune Pro 11(11.5.1)
AutoTune Pro 11.5.1は、セッションの互換性に関する重要な問題に対処したメンテナンス・アップデートです。このアップデートにより、旧バージョンのAutoTune Proで作業する際のワークフローがよりスムーズになり、セッションを呼び出す際のクリエイティブな設定が保持されます。詳細は以下をご覧ください:
アップデートは、AutoTune Central内から行えます(現時点ではMac版のみアップデートされています)。
バグ修正
- セッション・リコールの互換性を修正:AutoTune Pro 11.5で、AutoTune Pro 10.5で作成されたセッションの設定が正しく呼び出されず、工場出荷時の設定に初期化される問題を解決しました。セッション・セッティングは期待通りに保持されます。
- キー/スケール/キーボードの復元を修正:バージョン10.3.1からバージョン11.5.0までのAutoTune Proで保存したセッションから、キー、スケール、キーボードのノート設定が正しく復元されない不具合を修正しました。従来の、
- キーとスケールの設定が斜体で表示される
- スケールが正しく表示されない(例:セッションがホ短調で保存されているにもかかわらず、ハ短調が表示される)
- オーディオが不正なチューニング・パラメータで処理されている
その他の注意事項
このアップデートにより、11.5.1へのアップデート後に初めて開いたセッションで、AutoTune Proバージョン10.5および11.5で行ったすべての設定が正しく復元されます。ただし、このバグのためにセッションが以前に誤ったパラメーターで保存されていた場合、その誤った設定を復元することはできません。この問題を解決するには、11.5.1にアップデートした後、影響を受けるAutoTune Pro 11のインスタンスを置き換える必要があります。
正しく保存されたパラメーターを持つセッションのみが正しく復元されます。