新しいPro-C 3の推し機能Vol.3
コンプレッションスタイルとは?
Pro-C 3になって新たに6つのスタイルが追加されました。
これで現実世界に存在するほぼすべてのスタイルを再現可能になったと思います。
追加されたスタイル:
- Versatile
- Smooth
- Upward
- TTM
- Op-El
- Vari-Mu
それぞれのスタイルの紹介についてはVol.102に書いてありますのでご参照ください!
コンプレッション方式ってどんなのがあるのか?
コンプレッサーにもいくつかのタイプがあり、チューブ、FET、オプティカル、VCAなどがあり、それらの中にも幾つかのタイプがあるようです。
それぞれのざっくりとしたキャラクターは、
| タイプ | 反応速度 | キャラクター |
|---|---|---|
| 光学式 | ゆっくり | 自然、ウォーム |
| VCA | 速い | クリア、正確 |
| FET | 非常に速い | パンチ、太い |
| Tube | 中間 | 艶、倍音 |
となっており、それぞれに得意分野があるようです。
反応速度がゆっくりしたコンプレッサーをギターのカッティングに使ってもアタック感が出せなくて残念な感じになっちゃいますよね。
どのスタイルのコンプレッサーがどの音色になっているかはその素材や目指す音楽によって変わることもあると思いますが一般論的な部分は、多くのミキシングエンジニアさんが記事をあげていたりするので、検索して自分に一番しっくりくる話を信じてみるのがいいと思いますよ!
キャラクターが追加
コンプレッションスタイルに加え、音のキャラクターをコントロールする機能が追加されました。その名も「Character」です。
絵文字の「ToT」のようなアイコンをクリックすると表示されます。
キャラクターは、Tube、Diode、Brightを選択することができ、TubeとDiodeがあるのでコンプレッションスタイルとも混乱しそうな感じがしますね。キャラクターの場合、アナログサチュレーション、サウンドのカラー、ルーティングの選択(プリ/ポスト)やドライブによって音色を作れるようです。
コンプレッションスタイルよりもよりアナログっぽさを演出するようなパラメーターのようです。ドライブレベルを調整するとアイコンを中心とした部分がほんのりと赤くなる演出もいいですね。
- Tube :真空管を通したときのような暖かみを持った歪みが加わる
- Diode:ダイオード(名称はちょっとピンと来なかった)Tubeよりちょっとソリッドな感じ?
- Bright:3つの中でもっとも華やかになったイメージ
わかりやすい音色をわかりやすい設定で聞いてみましょう。
まずはOFF。
Tube
ドライブレベル50%:オフの時よりも少し倍音が多めに聞こえて来ましたかね?
ドライブレベル80%:キックが歪んでてやりすぎ感ありますね。個人的には嫌いじゃないですけど。
Diode
ドライブレベル50%:Tubeのときほどハッキリはわからない感じにきこえるのはオレだけでしょうか?
ドライブレベル80%:Tubeの時より少し華やかな音になっていますね。
結論:意図的な場合を除いて、ちょっと倍音が聴こえ始めるくらいの値で倍音を足すようなイメージで使うといいのかもなぁ…と想像しています。
どうやって使うべきか
コンプレッションスタイルやキャラクターをどう使うか、これが大切になるかとは思います。
どちらもコンプレッションをどういうサウンドで得るかという点では同じですね。
コンプレッションスタイルの方は、コンプレッションを提供する機材の特徴を再現したもの、キャラクターはそのサウンドにTubeやDiode使った場合の振る舞いを加えると言う感じでしょうかね。
オレ個人の使い方のイメージでは、コンプのかかり方をコンプレッションスタイルで選んで、コンプをかけ、そのサウンドの味付けをキャラクターで調整するというイメージで使うと失敗は少ないのかな?と思いました。
ナンセンスな話
「〜〜を再現した」とか「〜〜のような」というようなモデルや機能がリリースされるとあちこちで似てる、似てない論争が起きることがあります。
それってナンセンスだなぁと思うんですよね。似てなきゃいけないなら本物を使えばいいと思うんですよ。そのスタイルの特徴をつかんで再現できていればOKなのかな、と。
次回もPro-C 3の推し機能を紹介しますので、C 2をお持ちの方はアップデートして、お持ちでない方は….(できれば)手に入れて、楽しみにお待ちください!










