UGM192 + BIAS FX 2編 vol.6
UGM192を使いつつBIAS FX 2も紹介するというタイトルがついていながらこの2回ほどBIAS FX 2にまったく触れていないという暴挙。
今日はちゃんと趣旨を戻します。
Guitar Matchってなんだ?
今どきのアンプシミュレーターって結構機能が似てたりするんですけど、これは違う!
例えば、現在オレは3シングルのストラトキャスターを使っています。
でも…近頃レスポールの音にあこがれています。
ギターを始めて結構な年数になりますが、いまだにレスポールを買ったことがありません。
先週もレスポールを買おうと楽器屋さんをはしごしましたが決めきれず。
でも、どうしてもレスポールの音で録音しなければいけないシーンに出くわしたとします。
この“Guitar Match”という機能を使えば、何とかなってしまうかも?
なぜならば、ギターを持ち換えることなくギターのトーンを変えることができるという夢のようなシステム。
そういうギターも発売されていますが、それより圧倒的に低価格。
使い物になるのであれば、ラッキーですね!
どんなギターに変身させられるのかというと…。
フル機能ではかなり色んな種類が用意されていますが、今回付属しているものでは2ギターまで使えるという資料があります。
もし、この機能が気に入ったり、アンプの音が気に入っていある場合はアップグレードすると6ギターまで使えるのでアップグレードすることをお勧めします。
まず、そのままの音を聴いてみましょう。
シングルでもいいっちゃ良いんですけど、ハムバッキングピックアップの太さが欲しい気持ちになりますね。
プロファイリングしてみる
さて、GuiatarMatchボタンを押して始めましょう。
まず、自分の使うギターをプロファイリングする必要があります。
これをちゃんとしておかないと、シミュレートするギターの音も良い結果が得られなくなってしまいます。
最近、モデリングマイクとかもありますけど、ああいうのも元の音がしっかりしてないとモデリングの精度が落ちるんですよ。
やっぱ取り込むときのオーディオインターフェイスも大事ですね。
プロファイリングする際、実際にいくつかのフレットを押さえて音を出してみることも必要になります。
けっこう色々データを必要とするんですね。
出来上がったところで、’57レスポールのゴールドトップ(1995年製リイシュー)を選んでみました。
良い感じじゃないですか?
さっきのストラトのシングルコイルの音がレスポールの図太い音に変身しています。
設定画面はこんな感じです。
EQが付いているのでちょっといじってみましょう。
こんな感じにしてみたら…..
よりアグレッシブな感じになりましたね~!
元の音がシングルピックアップとは思えない。
シングルピックアップだと心もとないけど、ハムバッキングにしてみたら….とかその逆をレコーディングした後に試せるのは良いかも。
レスポールスタンダード(サンバースト)が無かったので比べられなかったですけど、このサウンドサンプルでも十分ですよね?
せっかくエミュレーションするなら、ボディのサイズとか厚みも調整できたらいいのになぁ~なんてちょっと思ったりしました。