この週末は涼しかったですね。
前回まで、inTone 2 ESI Editionを使用してギターにフォーカスを絞っていましたが、これはギターに限ったものではなく、他の楽器でも同じように録音することができます。
このinTone 2 ESI Editionは、フリー版なので機能が限定されています。
もし、本格的なレコーディングを行いたい場合はinTone 2の製品版へアップグレードするか、お使いのDAWがあるのなら、そちらを使うと良いでしょう。UGM192はWindows、Macに限らず動作しますし、主要なDAWのほぼすべてでお使いいただけます(動かないDAWを探す方がムズい)。
っていうことで、
どこに繋いでみようか?
前回まで、Windowsでお伝えしてきたので、今回はMacを使って紹介してみようと思います。
ここで一つ疑問です。
UGM192にはケーブルが2種類付属していてUSB-CとUSB 3がありますが、どっちでも動作可能なのか…。
結果からいうと、どっちでも動作します。音もぱっと聞いた感じでは変わりありませんでしたね。
Macの場合、ここ2、3年に発売されていたモデルだとThunderbolt3とUSB端子の両方が装備されています。
USB接続した場合も、Thunderbolt接続した場合でもシステム環境設定にこのように表示されます。
今回は家で作業したため、iMacを使用していますがUGM192を使うシーンとしては、ノートパソコンを使って外で使うことも考えられるので、どっちの端子でも同じように動いてくれることってとてもありがたいです。
だって、空いている方の端子を使えばいいんですからね(笑)。
他のDAWでも使ってみる
さて、inTone 2以外のDAWでも使ってみましょう。
もしかしたら読者の中にいるかもしれないDAW初心者のために、DAWで使用するオーディオインターフェースの設定方法を改めて紹介しておきます。
これはどんなDAWを使っていても必要になることですし、だいたい同じような名称のメニューで設定をします。
- LOGICの場合:LOGIC PRO X > 環境設定 > オーディオ
- STUDIO ONEの場合:(スタートアップの画面にもできていますが)STUDIO ONE > 環境設定 > オーディオ
- CUBASEの場合:スタジオ > スタジオ設定 > VSTオーディオシステム
- Pro Toolsの場合:設定 > プレイバックエンジン
- (そして我らが)Bitwig Studioの場合:Settings > Audio
このようなメニューからオーディオインターフェースを切り替えることができます。
一度、オーディオインターフェースを接続しないままDAWを起動すると、設定が上書きされ、内蔵スピーカーなどに設定されてしまうことがあるので、DAWの起動時は、オーディオインターフェースの接続はお忘れなく。
また、UGM192の出力端子はヘッドフォンとラインアウトが兼用になっているので、スピーカーから音を出す際には、TRS ― TS x 2とかRCA x 2とかのY字ケーブルを用意することをお忘れなく。
私は外出時、TRS ー ミニステレオを使ってLINE入力付きのBluetoothスピーカーに接続しています。
シビアなモニタリングはできませんが、モバイル環境で確認する程度や曲を作るときは十分ですよ。
電源もいらないですし。
モバイル環境を構築する場合、それぞれがコンパクトであり、配線のシンプルさ、コンセントからの給電しなければいけないシチュエーションを極力避けることが挙げられます。
打ち込みをする場合もMIDIキーボードはバスパワーで動作するし、UGM192もバスパワーでいけるし。。。十分ですよね。
192kHzで録るときもバスパワーで行けるのだろうか???実験してみよう。
次回からは、いろんな楽器を接続して録音してみようと思います。